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2018年度 <2019.1> 道コン5回 中2社会

最終更新: 2019年2月23日

道コン第5回のレビュー、今回は中2社会です。

このレビューの目的は、読者の皆さんにひとつの「復習の指針」を持ってもらうことです。

ついつい「やりっぱなし」にしてしまいがちな道コン、これを機会に一度振り返ってみてはどうでしょうか。


道コン受験者は、問題を手元に置いて読み進めることをおすすめします。正答率などのデータは道コンHPに記載があります。

大問1

問2(1)サンベルトという名称は知っていた人が多いと予想しています。

ただ、サンベルト以南の工業の内容と、五大湖周辺の工業の内容が頭に入っていなかったのではないかと。


単に名前を覚えるだけでなく、「中身」とセットで覚える習慣をつけないと、定期テストは対応できても道コンは厳しいです。


問3 これも、ヒスパニックとメスティーソの意味の違いを認識していないから、簡単にヒスパニックと答えてしまうわけです。


問4(2)単なる割り算なので、本当は小学生レベルの問題のはずなんです。

社会で時間が足りなくなることはまず有り得ないわけですから、時間を多少かけてでも正確に計算をすること。

そして問題文から、何を答えなくてはいけないかを把握してから計算をすることです。


大問2

問1(2) これも要するに単なる割り算ですので、今言ったことと同じことが言えます。


問3 季節風に関連する問題は理科でも出題されますし、日本地理でも出ますし、世界地理でも出ますから、一度仕組みを理解しておくと非常に便利で応用が利きます。


これを「日本海側は冬に降水量が多い」という暗記だけで終わらせるのは非常にもったいないです。


で、なぜ日本海側は冬に降水量が多いんですか?

その仕組みを説明できますか?

できない人は、一度きちんと誰かに習ったほうがいいと思います。

(ここでは長くなるので説明まではしません)


大問3

問4 都道府県名、県庁所在地は大人でもわかっている人すごく少ないですからね。

参考記事:https://www.kimurakan.com/column/cbn127.php


いっぺんに全都道府県覚えるのはなかなかキツイので、東北、関東、中部、のようにエリアごとに覚えたほうがいいと思いますね。


当塾では、全エリア全都道府県をゴロ合わせで覚えてしまいます。

基本、指導方法としてゴロ合わせは好まないのですが、こういう大量かつ、意味あいや関連付けを持たせにくい暗記モノはゴロ合わせがいちばんいいと思っています。


問7 「限界集落」という誤答が非常に多かったものと予想されます。

あくまで「人口流出によって~困難になる状態」ですから、答えは「過疎」であって「限界集落」ではありません。


「人口の50%以上が65歳以上の高齢者になった集落」 が「限界集落」ですからね。

「過疎状態」とは言うことができても「限界集落状態」とは言わないわけですから、「どんな状態」という質問に「限界集落」と答えるのはおかしいのです。


問8 単に数えれば答えが出る問題なのに、これが正答率4割いかないという現実。

「資料を読むのを嫌がらない」

というのは、上位高を受けるにあたって不可欠な姿勢です。


大問4

問2 「企業と大学が多いから」とだけ書いてバツになった生徒が多いんじゃないかな、と思うのですが、それだけだと説明としては足りないわけです。


「で、なんで企業と大学が多いと流入人口が多くなるんだよ?」


という疑問に答えられなくなるので。

よって、「通勤・通学のために」という内容を追加して書く必要があるわけです。


語句指定がないわりには、書くべき内容が複数あるので、なんとなく理解している生徒でも「国語的に」難しかったのかな、と。

ただ、この問題が「中間点なし」というのは適切でないと思います。


その他の問題については、特にありません。


大問5

問1 こういう問題で、答えを確かめて復習を終わらせてはダメですよ。

ちゃんと「最澄・空海・行基」が何者かまで確認しないと。

最澄&空海はド基本ですけど、行基とか忘れてる人多いんじゃないですか?


問3も、天平文化を復習するなら、飛鳥とか国風とかもセットでその違いを覚え直すこと。

こういう復習方法の詰めの甘さが、受験学年での成績を大きく左右するという自覚を持ちましょう。

唐招提寺は誰が建てたのかを答えられないのに「自分はちゃんと復習をしたんだ」と思ってしまってはいけない。


問5 摂政でも関白でもないですからね。

これは、最初に学校で勉強した時点で「これはテストに出されたら関白と答えてしまいそうだな」という予感を持っておくべきですし、教える側もそのへんを予期して教えないといかんですね。


問7 イ→ア→エはわかりやすいと思うんですが、ウの「藤原純友の乱」がどこに入るのかがわかりにくいですよね。これは難しいと思います。

平安時代の中だけで並び替えが出されると、このように正答率が大幅に下がる傾向にあります。


大問6

問1(1) おもしろい出題ではありますけど、

「いや、見ればわかるやん」

となってしまうのがちょっと。


これ、間違えた生徒で白紙提出出なかった生徒の答案を見てみたいですね。

どんな間違え方するんだろう。


問2 鎌倉仏教は覚えることが多いので苦手な人が多いとは思いますが……

今回は「踊念仏&お題目」という、比較的キャッチーで覚えやすい二人なので、わりと正答率高いかな、と思ったんですけど。


これで36%ですか。

だとすると、栄西とか親鸞とか出されたら悲惨なことになること確実ですね。


その他、正答率全体的に低めですけど、決して難しい出題ではないです。

ちゃんと流れを追いかけて、基本事項を覚えていれば普通に満点とれてしかるべき問題ですので、これを「難しい」とはゆめゆめ思わぬように。

鎌倉~戦国じたいが、ちゃんと勉強してないと流れをつかみにくい、というのはあるんですけどね。


大問7

問5 北山文化、東山文化、安土桃山文化はまぎらわしいので、どうしても正答率は低めになってしまいますね。

北山、東山、安土桃山をバラバラで整理するのではなく、一気に関連付けて覚え直すべきでしょう。江戸までやっている人は元禄、化政もご一緒に。


問6 これが問5より正答率低いって、どういうことなんでしょう。

単なる一問一答的基本問題なので、これが解けないならなぜ大問7を選択したのか?


大問8

どれも基本問題ですが、「三大改革」に入っていない徳川綱吉&田沼意次の復習を忘れがちなのが、問3の正答率の低さに表れているのでしょう。

もしくは「五人組」を忘れていたのか。


問6 化政と元禄はまぎらわしいものが多いですが、さすがに「小林一茶」と「尾形光琳」は間違えないでしょう。

これが「小林一茶」と「松尾芭蕉」、あるいは「尾形光琳」と「葛飾北斎」だったらどうなっていたことでしょう?


大問9

問7 南北戦争と、日米修好通商条約を逆にした人が多いですよね?

これは、年代を数字で覚えろ、という問題ではないんです。

いや、年代を覚えていてもいいんですけど。


「日米修好通商条約で、欧米との貿易スタート」

「なぜか開国を要求したアメリカではなく、イギリスが貿易トップになってしまった」

「それは、アメリカで南北戦争がはじまってしまい、日本どころでなくなってしまったから」


というストーリーを知っているかどうかです。

だとすると、どう考えても南北戦争が後じゃないと辻褄が合わない。


ただ、難しい問題には変わりがないですね。

おおっ、こんな細かいところまで要求してくるとは道コンもなかなかやるではないか、と。


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