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2018年度 <2019.1> 道コン5回 中1社会

最終更新: 2019年2月23日

道コン第5回のレビュー、今回は中1社会です。

このレビューの目的は、読者の皆さんにひとつの「復習の指針」を持ってもらうことです。

ついつい「やりっぱなし」にしてしまいがちな道コン、これを機会に一度振り返ってみてはどうでしょうか。


道コン受験者は、問題を手元に置いて読み進めることをおすすめします。正答率などのデータは道コンHPに記載があります。

大問1

問1 「見ればわかるだろ」と思いがちなんですけど、これが正答率54%しかないという事実を指導者はしっかり認識すべきですね。

ちゃんと地図を見ながら、地図をイメージしながら地理を勉強する生徒って、本当に少ないんですよ。


問4 「回帰線」を問う問題はちょっとレベル高いですね。

うちでもあまり強調してこなかったので、来年から復習テストに出すことにします。


問6(1)アジア・ヨーロッパの境目という問題に関しては、トルコと、あと「ウラル山脈」も覚えておいたほうがいいですね。

トルコはEU加盟問題でも出される可能性はあるでしょうから、ハイレベルな問題まで確実に取りたい人は注意しておくべき国ですね。


問7 アジアとアフリカの国がどれなのかわからなくて点を落としたのでしょうか?

それとも、割り算でミスったのでしょうか?

ミスの原因を明らかにしないと対策も打てないですからね。

後者でミスった人は、道コンの社会では確実に「割り算」の問題が出ますし、配点も結構高いので、最初からそのつもりで受験をしましょう。

社会で時間が足りなくなることはほぼあり得ないので、時間かかってもいいから確実な計算をすることです。


大問2

全体的に、ド定番・ド頻出の場所ではなく、比較的マイナーな(とは言っても、そこまで難問とは言えない)レベルの出題が多いかな、と。

よって、全体的に正答率が低くなっていますね。

このレベルの問題にビビらない勉強ができていれば、多少社会の難度が上がっても点数を落とさずに済むでしょう。


問4の正答率が低いのは、さっきも言った「地図をイメージしていない」勉強法のせいでしょう。モンゴル・イラクを東南アジアだと思ってしまう生徒が6割もいるわけです。


大問3

問4 ナイジェリアの石油、南アメリカのダイヤモンドを覚えておきましょう。

ダイヤモンドはド定番問題なので、おそらく原油で間違えた生徒が多いのでしょうか。


問6 ヨーロッパの雨温図は全体的に起伏に乏しいので、「季節ごとの差異」「そもそもの気温」をよく見ることです。

そうすれば、エは「夏だけ降水量少ない→地中海性」と判断できますし、ウは「寒すぎるのでそもそもヨーロッパじゃない」ことが判断できるはずです。


問7 地中海式農業で「夏」を問う問題はド定番ですけど、冬だったのがやや難しい。

というか、問題文読まずにぶどうを答えた人も多いことでしょう。


大問4

問1 正解した人も、それだけで満足せず「アパラチア炭田・メサビ鉄山」の位置や、「デトロイト、ピッツバーグ」あたりの工業都市の名前・内容あたりも一緒に復習したほうがいいですね。

デトロイトは問4でも問われていますし。


問2 これも同様に、「情報産業=シリコンバレー」の名前と位置、「航空宇宙産業」がさかんであるということと、「ヒューストン」も一緒に覚えたほうがいいでしょう。


問3 ちょっと細かい問題ですが、「五大湖周辺=比較的寒いので酪農」「南部=綿花」というのは覚えていますか?

で、小麦はもっと中央部ですから除外。米なわけがないので除外。すると、とうもろこし・大豆しか残らないわけです。


大問5

オセアニア全体が出題頻度低いので、そもそもあまり勉強してない生徒が多いものと思われます。

問1(3)を間違うレベルの人間が、なぜ大問5を選択したのか……?

適当に選択してませんか?


問1(1) 選択肢どれも出題される可能性がありますから、間違っている選択肢のものも説明できるようにしましょう。


問3 これ、模範解答は「熱帯雨林」ですけど、「セルバ」って書いたらどうなるのか??

模範解答にも解説にも触れられていませんが……


大問6

特にありません。勉強していれば満点で当然のレベルでしょう。

時差の仕組みがわからない方は、1時間でできるようにしますから当塾の春期講習に来てください。


大問7

問1 これが正答率18%って、どういうことなんでしょう。

「環太平洋造山帯」って基本知識だと思っていたんですけど、そうでもないのか……?

日本アルプスを知らないということもないでしょうし。

問2の「扇状地・三角州」の区別のほうが苦手な人多いと思ったんですが、非常に意外な数字です。


というか、全体的に大問7って、問題が基礎も基礎なのにどうしてこんなに正答率が低いのか。


問3 これを間違えたという人は、「季節風」の仕組みを、暗記でなくて理屈で理解してください。

「季節風」がなぜ起こるのかは、理科でも必要になる知識ですし、気候帯の理解にも必要ですし、もういろんな場面で必要となるんですよ。

単に「太平洋側は夏が雨が多い」と覚えるだけで終わらせているようだと、勉強のしかたとしては二流三流です。


大問8

問1(1)間違えた人は、やっぱりエジプト文明って書いたんですかね?

さすがに中国とは書かないでしょうし。

だとすると、やはり「地図をイメージしない」勉強法が諸悪の根源なんだろうなぁ、と。


メソポタミアとエジプトの場所の違いも認識せずに勉強を終わらせているわけですから。


ふだん地図を無視した勉強をしていて、受験学年になってから地図帳見て覚えようとしてもなかなか厳しいですよ。

やっぱり新単元がはじまったときに、最初の段階で地図を見ていないと。


その他は特にありませんが、古代文明はそこまでメインで出題されることが多くないジャンルなので、復習が手薄になる傾向はあります。

こういう機会に「丸ごと復習」するようにしないと、次に出題されたときもまだ同じ失敗をしますよ、とだけは言っておきたい。

「丸ごと」ですからね。

間違えた問題だけを赤ペンで直すのは復習とは言いませんのでご注意を。


大問9

問1 土偶と埴輪の違いを区別できますか?


問2 「高句麗・新羅・百済・伽耶」それぞれと日本の関係がわかっていること、さらにそれらを地図で把握しているかどうか、が求められるので、やや難しめの良問だと思います。


問4 法隆寺、東大寺、国分寺、唐招提寺、金剛峯寺、延暦寺あたりは、誰が建てたいつの寺なのかを答えられるようにしておくべきです

文化は、他の時代と比較して、他の時代との関係性をふまえて覚えないと絶対に忘れますから。


飛鳥文化の問題が出たときに、飛鳥文化の復習しかしないから点数が上がらないんです。

天平とか国風文化も一緒に思い出さないと。


大問10

特にコメントすることはありません。

そこまで簡単な出題だとも思いませんが、普通に勉強していれば普通に取れる問題かな、と。


大問11

問1 これはもっと正答率低いかな、と思ったんですけど、そこまで低くもないですね。


エを選んだ人は「常識的にありえそうかどうか」を一度考えることも大切だよ、と。

淡路島に流したところで、それって島流しとは言いませんよ普通。

簡単に脱出されてしまうじゃないですか。


あ、あとアとウの島もそれはそれで重要ですけど、何島かわかりますか?

わからないなら調べたほうがいいと思いますよ。

次はこっちが出るかもしれませんし。


その他はまぁ標準的な問題ですけど、鎌倉後期から応仁の乱まではわりと歴史の流れがゴチャゴチャしてるように感じる生徒が多いみたいです。

さっきも言いましたが、間違ったところだけを対処療法的に直してもあまり実力アップにはつながりにくいので、復習するなら「ストーリー」を理解しつつ、ちゃんと流れを追いかけて「丸ごと」復習するようにしてください。


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