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2018年度 <2019.1> 道コン5回 中3理科

最終更新: 2019年2月23日

道コン第5回のレビュー、今回は中3理科です。


※ 標準・裁量問題に分かれている科目は、原則として裁量受験生の受験部分しか扱いません。

※ 特にコメントすることのない問題は何も書きません。コメントしていないからと言って、その問題が良くない問題だと言っているわけではありません。


このレビューの目的は、読者の皆さんにひとつの「復習の指針」を持ってもらうことです。

「どのように、何を復習したらよいかわからない」という生徒さんに向けて、「今回の道コンでは、ここをこのように復習すべきである」というビジョンを書いている、と思ってください。


道コン受験者は、問題を手元に置いて読み進めることをおすすめします。

正答率などのデータは道コンHPに記載があります。


大問1

まぁ強いて言うとするなら、問3の「植物の分類」は良く出ますよ、ということでしょうか。胞子か種子か、維管束があるのかないのか、子房につつまれるのかつつまれないのか、そのへんの区分けができていないなら、すぐに復習すべきでしょう。


あと、問7ですか。

この程度の問題で裁量正答率5割切るんですから、いかに電気を苦手とする者が多いかということです。苦手な者が多いということは差をつけるチャンスなわけですから。


大問2

問1(1)

こんな問題を上位高受験生が間違うということが信じがたいのですが、裁量正答率55%。

ただ、この問題が55%しか取れていないところに、今後のうちの塾のビジネスチャンスがあるんだろうと思っています。

だって、こんなもんを間違うって、「イオン」「水溶液」がそもそもどういうものなのか全くイメージができていないということじゃないですか。

正直、この問題に手も足も出なかった人は、根本的に勉強方法が間違っていると思うんですよね。基本・根本を無視して、いわゆる「テストに出やすいところ」の一問一答的な暗記しかしてないんですよ。


話は若干逸れますけど、今日発表になった公立高入試の倍率を見てもそうですけど、これからの札幌は「上位層だけが」より熾烈な争いになっていくわけです。

だとすると、下位層向けに「物量作戦」でどうにか点数を取らせる塾は厳しいと思いますよ。

「定義」を大切にして、根本の理解を生徒に積み上げさせていこう、といううちの方針は教育的な意味でも、ビジネス的な意味でも間違いはないな、と思っています。


問1(3)

「理科の半分は国語である」といつも言っているとおりです。

この問題で求められる計算は単なる小学生レベルの割り算なので、これを間違えた人はほとんどが「問題文を読めていない」せいで間違えたのでしょう。

問2もそうですよね。

別に難しい知識なんか何も問われていないんです。要は問題文が読めたかどうか。


大問3

遺伝は、数学で言う「確率」みたいなものです。

確率が「樹形図」を書けたかどうかで決まるのと同様、遺伝も図が書けたかどうかですべてか決まります。


「遺伝は、アタマを使う前に、手を動かせ」

「遺伝は、アタマで解くんじゃない。目で解け。手で解け。」


わたしが高校生のとき、東進ハイスクールで授業を受けていた田部先生の言葉です。

そのとおりだと思います。

要するに、問題用紙に図を書いていない生徒は、その段階で勝負の土俵に上がれてすらいないんです。


問1に関しては、栄養生殖をもう一度勉強してください。


大問4

問1 

これで裁量正答率55%って、天気図記号って苦手な人多いんですね。


問2

定期テストレベルに毛が生えた程度の問題だと思うんですけど、これで裁量正答率32%なんです。

つまり、グラフの読み取りの勘をちょっとつかむだけで一気に差をつけられるということ。

これが解けないというのも、さっき大問2で言ったように、基本概念の定義があいまいなんだと思います。


「露点」とは何なのですか?

「飽和」とは何なのですか?

「飽和水蒸気量」とはどういう量なのですか?


こういう基礎基本を気にしないで適当にやり過ごしているツケが、こういう失点につながっているんだろうと思います。

今からでも遅くはないので、残り一ヵ月「基本概念」をおろそかにしない勉強を積み重ねてほしいですね。


問3(2)もそうですよ。

こんなの、ただの定期テスト問題でしょ?

中2生にやらせた方が得点率高いんじゃないですかね。

こんな問題を間違えているということは、ふだん勉強したフリをしているだけで実際何も身に付いていないんです。


大問5

問1

これを間違えたということは、大気圧について1mmも理解していないということなので、基本からやり直してください。


問2

1mをさっさとcmに置き換えればいいんです。

数学でもそうですけど、「単位が揃っていないと気持ち悪い」という感覚を持ちましょう。

単位さえ揃えれば別に難しい問題ではないと思うので、すべてをcmでそろえてからもう一度トライしてみてください。


(2)は、「ザックリ、だいたいどれぐらいの量になるのか」という感覚を持っていると楽に答えが出せるんですけど、そういう感覚なしにマジメに割り算しちゃう人は無駄に時間食ってしまったかもしれませんね。


大問6

戸惑う可能性が高いのは問4でしょう。

ただ、問題文中に「位置エネルギー」と「運動エネルギー」という言葉が出ている時点で「力学的エネルギー保存の法則」というフレーズは思い浮かんでほしかったですね。

そのフレーズさえ思い浮かんでしまえば秒殺の問題だったはずです。


大問7

宇宙の問題は苦手な人が非常に多いでしょうし、わたしも当時そうでしたけど、いざ自分が教える立場になってみると、苦手な人が多い分素直な問題ばかりが出る傾向にあるということがよくわかってきます。


素直な問題ばかりが出るということは、ちょっと勉強すればすぐに点が取れるようになるということ。

勉強のコストパフォーマンスが良いということなので、一度マジメに時間をかけて基本から勉強してみてはいかがでしょう。


この大問7は、小手先の解説をここで書いても意味がないと思うんですね。

点を取りたければ基本からやり直して、自分で図を書きながら天体の運動の基本を理解するかしかないですし、それが嫌ならジャンルごと捨てるしかないと思います。

選択するのはあなたです。


ということで、これで道コンレビュー第5回はすべて終了。

と思ったら明日が第6回。

第6回のレビューをしつつ、そもそも第5回の中1&中2も書かないとならない。

これはたいへんだどうしよう。

こまったこまった。


ということで、しばらくは道コレビュー以外ブログを書く余力はないものと思われます。

早く沖縄そばの話がしたいんですが。残念だ。

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