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【予約スタート!】「高校古文漢文をひとつひとつわかりやすく」発売決定【重要告知】

2022.6.22、Amazonで予約受付しました。

よろしくお願いいたし升田幸三。


さて、先週告知した「重要なる発表」を行いたいと思います。


2016年に発表したわたしのデビュー作

「高校現代文をひとつひとつわかりやすく」

が今年改訂されましたが、


「そういえば、このシリーズ『古文』と『漢文』がないのは何故……?」


と疑問を抱いていた方も多いことでしょう。


学研以外にも、結構な数の出版社がこういう


「2ページ見開き1セット」


スタイルの参考書を出していて、どの出版社も古文と漢文は出しています。

まぁ現代文よりは古文漢文のほうが需要多そうな気もしますし、むしろそれが自然。


では、なぜ学研は出さないのか……


わたしも前から気になっていて、それで担当編集の方に1年前ぐらいに聞いてみたんですよ。


そしたら「企画はあるが、何らかの事情によって長らく発売に至っていないらしい」という情報が入手できたので(これ以上くわしいことは知りません)、


「じゃあ、書きましょうか、わたしでよければ……」


とすかさず売り込み、結果うまいこと発売までたどり着かせることができました。

7/14発売です。

わたしの30歳の誕生日2日前ですね。


ご予約はこちらから。

「高校古文漢文をひとつひとつわかりやすく」

(Amazonのページがまだできていないようなので、できたら再度告知します)



ちなみに、わたし一人の作品ではなく、


「古文単語速読マスター500」


でもおなじみ菊池淳一先生との共作スタイルです。

誰がどこをどのように担当したかは現時点では伏せておきますが、お互いに全ページちゃんと内容把握したうえで責任をもって出しています。


では、どのような本なのでしょうか。


とりあえず、先週書いたばかりの「前書き」をそのままここに引用しておこうと思います。

これを読んでもらうのが一番手っ取り早いので……


「高校古文+漢文をひとつひとつわかりやすく」前書き

高校生になると、急に勉強が難しくなり、授業についていけなくなった。

中学のころでは考えられないレベルのひどい点数をとってしまった。


古文や漢文で、こんな経験をした人も多いかもしれません。

そういう生徒さんにゼロから古文・漢文を理解してもらい、自信を取り戻し、大学受験への好スタートを切ってほしい。その思いを1冊の本にしました。


では、なぜ高校古文・高校漢文はこんなにも難しく感じるのでしょうか?

大きな理由は、次の2つにあると考えています。


①そもそも、中学校レベルの「現代語文法」が理解できていない。

中学校では、古典ではなく「現代語」の文法を勉強します。

しかし、文章読解に比べて高校入試での配点も低く、学校や塾の授業でもつい後回しにされてしまうジャンルです。よって、高校に合格できても、しっかり「現代語文法」を理解して高校へ進学する人は少ないです。

現代語でさえ理解できない文法を、古文や漢文で理解できるはずがありません。つまり、まずは「現代語文法」を理解することが最優先なのです


この本では、第1章に「中学の復習」として、現代語文法をしっかりと扱います。

第1章をクリアしてから第2章以降へ進むことで、意味のわからない「呪文」にしか見えなかった古典文法を、十分理解できるものへと変えることができます。


②理解できないと、つい「丸暗記」に走ってしまう。

その教科の意味が理解できなくなると、「丸暗記」に頼る以外に方法がなくなります。


「あり、をり、はべり、いまそかり」

「せ、マル、き、し、しか、マル」

「ひゐきにみいる」

……こんな覚え方やフレーズ、ゴロ合わせは知っていても、それに何の意味があるのか全くわからない、そんな状態におちいってしまいます。


しかし、古文や漢文は、わたしたちが今使っている日本語のいわば「ご先祖さま」。あくまでも「同じ日本語」です。わかりやすい例文を使って、今の日本語と比較しながら理解すれば、決して難しいものではありません。

この本では、どの単元を勉強するときもただの「丸暗記」で終わらせず、それに何の意味があるのか、どのように使われるのかをしっかりと示します。


「現代の言葉や文法をふまえて、わかりやすい例文を使って、ひとつひとつの意味をしっかり理解して覚える」

この本は、そんな「当たり前の」方針を大切にして作りました。

ひとりでも多くの高校生が、古文・漢文の楽しさに目覚めてくれるとうれしいです。


以上ですが、どうでしょうか。

当塾「高校国語Suクラス」「古典文法基礎Lesson」で毎年言っていることをテキスト化しただけなので、FiveSchools生にとっては何度も聞いた内容でしかないと思いますが……


本の内容も、まさにFiveSchools「高校国語Suクラス」「古典文法基礎Lesson」をそのまま書籍化したようなイメージです。

古文が基本レベルからすでにヤバい、という方は当塾「高校国語Suクラス」「古典文法基礎Lesson」を受講するか、あるいはこちらの本に取り組むか、いずれかor両方を強くおすすめしたいと思います。

「自分は基本レベルは大丈夫」と思っている人もだいたいテストしてみると大丈夫じゃないので、多くの高校生、受験生にとって十分にやる価値がある内容だと思います。


内容的には、初学者向けの基本書で、しかも古文+漢文の合冊ですから、割り切って「古典文法」+「漢文句法」に絞り込みました

あれもこれもと欲張って中途半端になっても何もいいことがないと思っています。

初学者の段階で中途半端に読解に手を出すよりも、文法と句法に集中して確実に自分のものにすることのほうが100倍重要


よって、長文読解などはこの本ではほぼ扱いません。

単語も、名著「古文単語速読マスター500」があるのでそちらで取り組んでいただきたく。


そのかわり文法知識については「ダイジェスト版」ではなく、必要な文法事項を(あまりにマニアックなレベルはカットしましたが)過不足なく、ちゃんと受験レベルまでキッチリ引き上げられるよう「濃く」仕上げました。


ただ、「文法中心」と言うと勘違いされそうなので、ひとつ強調しておきたいことがあります。


文法を勉強する目的は「文法問題が解けるようになること」ではなく「長文読解のための基礎づくり」です。

長文を読めるようになるには、文法を勉強しなければならないから文法を勉強するのであって、読解上で役に立たない文法ならわざわざ勉強する意味はありません。


この本でわたしが扱うのは、最終的に長文を読むことに役立たせるための文法です。


だから、ただ意味もわからないまま「問題の解き方」を暗記させる本にはしていません。

問題の解き方を覚えるのでなく、長文の中でどのような使い方をするか、長文の中でどのように解釈に役立てていくのかを常に意識できるよう、必ず例文、例となるフレーズとセットで覚えるべきポイントを提示するようにしています。


「せ、マル、き、し、しか、マル」

と呪文のように覚えることもそれはそれで(最終段階では)大事ですが、ただ単に

「せ、マル、き、し、しか、マル」

と覚えても、長文の中で出てきたときに見抜けるようにならないんですよ。


大事なのは、

「走りせば/走りし。/走りき人/走りしかば」

のように、直前・直後の接続イメージを持ちながら覚えること。

それによって始めて「長文読解の中で活用できる」知識になります。

そういった「接続イメージ」が自然と持てるようにレイアウトなども工夫しています。


たとえばこんな感じで


こういう「2ページ見開き」スタイルの本は、スペースに極めて制限があるので、何も考えずに作ると、ただ「丸暗記する事項を羅列しただけ」になりかねないです。

それをできる限り回避する方法を考えて、スペース内にまとめるのがなかなか大変でした。「現代文」のときも同じでしたが。

見開きスタイルでもしっかり「意味がしっかり理解できる」「実際の古文の中での使われ方がイメージできる」ように、いろいろ工夫したつもりなので、指導者の方にはそのあたりも読み取ってもらえるとうれしいです。


文法って、どうしても「暗記だけで何もおもしろくない」と思われがちですからね。

わたしは読解より文法のほうが好きなぐらいなので、文法それ自体のおもしろさが伝わるようにがんばったつもりです。


目次一覧(古文編)

1 品詞のおさらい

2 動詞の活用(現代語)のおさらい

3 敬語のおさらい① 尊敬語

4 敬語のおさらい② 謙譲語・丁寧語

5 歴史的かなづかいのルール

6 どうして古文は読みにくいの?

7 古文の「活用形」を覚えよう!

8 動詞の活用をマスターしよう!①

9 動詞の活用をマスターしよう!②

10 形容詞の活用をマスターしよう!

11 形容動詞の活用・「語幹」を使った表現

12 係り結びの法則って?

13 打消しの助動詞「ず」

14 過去の助動詞「き・けり」

15 完了の助動詞①「つ・ぬ」

16 打消か完了か?助動詞「ぬ・ね」の見分け方

17 完了の助動詞②「たり・り」

18 受身の助動詞「る・らる」

19 使役の助動詞「す・さす・しむ」

20 断定の助動詞「なり・たり」

21 推量の助動詞の全体像をつかもう

22 推量の助動詞①「む・むず・じ」

23 推量の助動詞②「べし・まじ」

24 推量の助動詞③「らむ・けむ」

25 推定の助動詞「めり・なり・らし

26 さまざまな「なり」の見分け方

27 反実仮想の助動詞「まし」

28 願望・比況の助動詞「たし・まほし・ごとし」

29 格助詞①「が・の」

30 格助詞②「にて・して・より・から」

31 結びの省略って?

32 副助詞「だに・すら・さへ・し」

33 接続助詞「で・ものの・ながら・ど」など

34 終助詞「ばや・なむ・がな・かし」

35 尊敬語・最高敬語

36 謙譲語・絶対敬語

37 丁寧語・敬語の種類が変わる動詞

38 敬意の方向・多方面への敬意って?

39 決まった言葉が来る!呼応の副詞


漢文編は、確定しだい掲載します。


ということで、新刊告知以上になります。


ちなみに、この本のある意味「続編」に近いものもすでに企画が通っていて、来年には出るような気がするぞ、と匂わせて終わりにしたいと思います。

匂わせというか直球で言ってしまってますが。


来週のブログも、わたしがめずらしく書く予定です。

前回の山田先生の記事に強く触発された内容にしようかな、と思っています。

不自然にラーメン屋に行っていつもは撮らない写真も撮りました。


あ、ちょっとマジメな内容も書くかも。もしかしたら。


(参考書の情報でこのページに来た方へ)

以下のとおり、FiveSchoolsという学習塾を札幌で運営しています。

Webコースで全国どこからでも、クラスに通うのとまったく同じ授業、テストが受講できて添削も普通に受けられますので、本と一緒にWebコースも検討されてはいかがでしょうか。

東北から九州まで広く在籍生がおります。


札幌の方はもちろん通塾を……。


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