• Shinya Nana

バンクシー展

新谷です。


この間「劇団四季」で開催されている「バンクシー展 天才か反逆者か」を見に行ってきました。



Q.バンクシーって?



A.イギリスを拠点とするストリートアーティスト(街の壁にスプレーやマーカーなどで描いた落書きをアートと認められた人)。



素性は一切不明。


作品としてはこの絵が一番有名かなと思います。



「風船と少女」という作品。


「壁に落書き」っていうと、フリーハンドで殴り書いたようなものだったり、色もごちゃまぜなのをイメージするかもですが、バンクシーの絵は事前に作成した型紙を壁に貼ってその上からスプレーをかけて剥がすというステンシルの技法が主流です。


色もコントラストがはっきりとした白黒の絵に過不足のない彩色できりっと仕上げている作風で、Tシャツにできそうな可愛い絵が多いです。


また、反戦や貧富格差など政治的社会的テーマを扱っており、伝えたいメッセージを誰が見てもわかりやすいデザインで表していることも人気の理由になります。


こういう言い方をすると、


「えっ外国では公共物の壁に落書きしても捕まらないの? むしろ褒められるの?」


と思うかもしれませんが、公共物に無許可の落書きなのでゴリゴリに犯罪です。普通に捕まってないだけ。


「アートと認められている」と書きましたが、こういう理由で当然認めていない人もおり「自称アート」「グラフィティ(落書き・いたずら書き)」と呼ばれたりもします。


バンクシーが素性不明なのもバレると逮捕されるからで、ステンシル技法を使っているのも時短で仕上げてすぐに逃げられるようにするためです。

(※もちろん日本でも普通に犯罪です。絵に自信あっても絶対マネしちゃだめですよ!)


ただ、その落書きをアートとして見る人も多いというのは向こうの国(特に発祥地と言われるアメリカやヨーロッパ)独特の感性ですよね。


作品のテーマ自体もそうですが、その売上金を寄付していたりなど、社会的に弱い立場の人たちの味方という側面もあるので一概に「悪」と決めつけられない所もストリートアートの面白いところだなと思います。




札幌では今年の3月から開催されていて、大通でデパートの中の広告や劇場前の大きな看板が目に入るたびに「行きたいな~」とは思っていたのですが、多忙により中々行けない状態で二か月が経ち、今回やっと時間が作れました。


この展覧会、なんと全作品撮影OK。


実物も発見されるたびにこうやってスマホで写真撮られてるんだろうなと思いながらパシャパシャ撮ってました。(周りもす~ごい撮ってた)




バンクシーの絵には猿とネズミの絵がよく登場します。バンクシーが描く動物、どれも可愛くて好きなんですよね。



紛争地に描かれた物も多くそれを体験させるためか、フロアによっては戦闘機の音が上からずっと鳴り響いていたのも印象的でした。



実際に落書きされた壁とその周りの風景も画像もあったのですが、それを見てみると、「そもそもスプレーの落書きが溶け込みやすい(あってもそこまで不快にはならない)景観なのでは?」なんて思ったりもしました。


日本の街並みは(コンクリートも多いのに不思議な話ですが)スプレーアートと欠片も相性良くないですし、例えそれが「良い絵」で何かメッセージ性があったとして同じように評価されるかとなると「勝手に描かれた落書き」に対する嫌悪が先に来てしまって駄目そうなイメージがありますね。


「いや普通に描いてSNSとかに投稿しろよ」ってなりそう。



バンクシーは世界中のあちこちで絵を残しているのですが、それを勝手に壁ごと切り取られて「保護」されたり、オークションに出されたり、清掃員さんが気付かずに消しちゃったり、悪意ある人が塗りつぶしたりなど、様々な要因で無くなっちゃってるものもかなり多いみたいです。


作者が存命している状態でこんな光の速度で失われるアートも珍しいですね。


その勝手に保護した人のインタビュー映像も本展で観たのですが「作品を‘‘救出’’した」という字幕が最高に気持ち悪くて良かったです。


開催は本来5月末で終わる予定だったのですが、好評につき会期が7/3(日)まで延長されたようです。すごいですね。


作品の説明と共に当時の社会問題もわかりやすく解説されていて結構勉強にもなるのでおすすめです。


学生の方は他の美術館と同様に入場料が安いですし、一般の方も公式ホームページで前売りチケットを買っておくと安くなります。


https://banksyexhibition.jp/


興味のある方は是非見に行ってみてください。


今週の一枚

これからブログ一回につきラッコ達のイラストを1枚上げていこうかと思います。


本当は新規の絵を上げたかったのですが、残念ながら全く時間がなかったので今回は塾の玄関マット用にデザインしたメンチ切っているラッコ達です。(ブラウンのマットなので実物はクリーム色の線で描かれていますが)



踏まれるので不機嫌な顔にしたのですが、怒った顔もかわいいね。


次回は新しい絵を描きます。枚数が溜まったらLINEスタンプを作ってもいいかも?

(全然未定ですが)


ではでは。


FiveSchoolsについて

全クラス・全コース紹介

・英語、国語、数学クラス

・通い放題「FIVE学習会」

・完全個別指導

・2022年の新コースはこちら


合格実績

・札幌南高校、3年連続全員合格

・東西南北、全員合格

・早稲田大学、2年連続合格


Webコース

・全国どこでも受講できます


2022年新年度時間割

・琴似本校

・伏見山鼻キャンパス


講師紹介


著書紹介


琴似本校へのアクセス


伏見山鼻キャンパスへのアクセス


お問い合わせ

FiveSchoolsは電話、訪問など手段を問わず、こちらからの勧誘活動を一切行っておりません。安心してお問い合わせください。