FiveSchools
Say Goodbye to 2020
激動の2020年ももう終わり、来年2021、当塾は設立からまる3年が経ってしまうわけです。
本当に光陰というものは矢の如しだな、と日々実感しながら暮らしております。
今年はみなさんコロナコロナで激動の2020年激動の2020年っておっしゃっているのでしょうが、当塾FiveSchoolsにとっては別の意味できわめて激動の2020年でした。
なにせ3月に運営スタイルを大きく変えてしまい、それどころか塾名まで変えてしまいましたからね。

before

after
この経営判断が吉と出るのか凶と出るのかはもっと時間が経ってみないとわからないのでしょうが、わたしはFiveSchoolsの今のスタイルにして完全に正解であったと確信しているところです。
「毎年運営スタイルが変わる塾」と各方面から言われ続けましたが、ようやく当塾の当塾らしい自然な形を見つけたのかな、という思いでいます。
そして最近ずっと2校舎目出したい2校舎目出したいと言っていて、でも全然いい物件が出てこない、ということで棚上げになっていたのですが、ようやく1件不動産屋さんから提案が出てきまして、この間見に行ってきました。
結果的には、うーん、どうなんでしょう……という。
場所は悪くなかったんです。場所は。
ただねぇ……正直エアコンもなければ床も壁も天井もボロボロ、電気も型が古くて全部LEDに替えないといけない、という物件でして。
これに全部手を入れたら(手を入れないと到底使えない)まぁ物件取得費用と合わせて軽く200万かかるだろう、ということで断念せざるを得なさそうです。
それと、1Fの校舎はわたし的にはあまり好ましくないんですよね。
雪かきしたくないし。治安上もちょっと不安だし。
2校舎目はあくまで「今の琴似校のパワーを落とさない」という前提でのみ動ける話ですので、2021年は人材面、教務面ともに琴似校のパワーアップに注ぐべきなのかな、という気持ちに正直いまは傾きつつあります。
突然めちゃくちゃいい物件出たら急に気が変わるかもしれませんが、不動産市場環境の話を聞く限り、今わたしがイメージするとおりの物件が出てくる可能性は低そうな感じなので、ね。
どうなるか不透明な話に気を取られるよりは、今の体制、特に今後のFiveSchoolsの屋台骨を支えるであろう「FIVE学習会」をさらに磨き抜くこと、これに専念したほうが結果的にのちのちに生きてくるような予感がしています。
それと、もうひとつ大事なことを宣言してしまいます。
4冊目の参考書、出します2021年には。

こういうのをゲラといいます
FiveSchools運営があまりに忙しすぎて、参考書の仕事は開塾以来3年近くほぼ何ひとつできなかったんです。
開塾した時点でもう4冊目の本の原稿じたいは書きあがっていたのですが、それを校正する時間がぜんぜん取れない。
参考書の原稿なんかチェックしている暇あったら塾のテキストをやらないと、という状態がほんとうにこの3年ずっと続いていましたから。
今だから言いますけど、最初の1年は週4ぐらいのペースで琴似に泊まっていましたからね。
週4琴似宿泊の1年目、週休ゼロの2年目、ときて、ようやくここ半年ぐらいで週1は休みが取れる、みたいな感じの生活になれました。週休2日は遠い。
まぁ自分で開業するというのはこういうことだと最初から思ってはいたので、別にそれ自体はなんとも思ってはいません。ただ、またやりたいかと言われると、今後は人間らしい最低限度の生活を送りたいと思っております。
ということでそんな有様だったので、共著相手の菊池先生にもずいぶん迷惑をかけてしまいました(菊池先生との共著、ということは当然次の本は古文になります)。
2月中、つまりうちの新学期がはじまるまでには校正をぜんぶ終わらせることをここに宣言いたします。
そして、2021年じゅうに発売する……と言いたいところですが、そこは出版社の事情で出版が滞る可能性もなきにしもアラブなので、その場合はすみません。
それでは、今年も当塾FiveSchoolsを支えてくださった保護者さま、生徒さん、スタッフのみなさん、同業者の先生などなど、いろいろとありがとうございました。そして、おつかれさまでした。
来年も、FiveSchoolsにしかできないFiveSchoolsらしい授業、指導で、わたしに生み出せる最大限の価値を提供していけたらいいな、と思っています。全力でやります。
あ、この記事で紹介した生徒さんが12月いっぱいで卒塾となったのですが、最後にこんなすばらしいプレゼントをくださいました。
第1教室の主として鎮座ましましましまします。



あ、くまはもらっていません。
くまはわたしがコーチャンフォー新川店で買いました。