
FiveSchools
防衛大合格!/札幌日大イベント終了
2020年度合格者第1号
Twitterで一足先にご報告しましたが、2020年度の合格者第1号が出ました。
某・私立高の3年生なのですが(2年生のはずがない)、
「防衛大学校」
に見事推薦で合格を勝ち取りました。
FiveSchoolsでは高2のころからずっと現代文、古文を受講し続けてくれて、今年推薦受験を決めてからはずっと小論文にも取り組み続けていました。
正直、わたしの小論文指導は結構きびしいと自分でも思うのですが、どれだけダメ出しされても逃げずに立ち向かってきてくれたと思います。
ちゃんと成果が出て、こちらとしても一安心です。
先日合格報告に来てくれて、防衛大入学後の生活なども聞かせてくれたのですが、相当面白そうですよね。
よかったですね、おめでとうございます。
何よりも、実りある大学生活を送れることを祈っています。
で、防衛大も相当すごいですが、今年は今後もかなりの難関校にチャレンジする生徒が控えています。
全受講生が最大の力を出して、ベストな結果を手に入れられるよう今後もサポートを続けていきます。
札幌日大イベント
10/29(木)、30(金)で、札幌日大中学・高校主催の
「プログラミング」授業に関する特別イベントを開催しました。
いやぁ、これがおもしろかったです。

日大高校教頭・斎藤先生の授業風景
こちらの斎藤先生とわたしはかなり縁が深いんですよ。
ご存知の方はご存知でしょうが、わたしは18歳から24歳まで「北大学力増進会札幌北本部」講師として仕事をしていまして、特に23歳のときは「英語科主任」という、学生講師の総元締めというべき地位にも就いていたんです。
で、わたしが18歳、新人講師だったころに英語科を仕切っていた偉い人達が新人だった時期、そのころの増進会札幌北本部英語科主任が、何を隠そうこちらの斎藤先生だったんです。
そうですね、暴走族でたとえるなら、わたしが22代目総長だとしたら、斎藤先生はすでに「本職」として活動している伝説の15代目総長だった、みたいな関係性です。なぜ暴走族でたとえるのか。
塾って、教案とか授業ビデオとかで、わりと過去の先生の資料も残ってたりするんですよ。それに、こういう組織で上になると「オレが新人のころには斎藤さんって怖い先輩がいたんだよ」みたいな話をしたがる先輩っているじゃないですか。
そういう事情もあり、実際にお会いする前から斎藤先生のお名前はわたしは認識していたんですね。
で、たまたまちょっとした会合で名刺交換したときに
「(斎藤……これ……絶対そうだよな……)あの、もしかして学生時代増進会で主任やってませんでした??」
と切り出しまして、いやぁ本当に世間は狭いものですねぇ、ということになって今に至るわけです。
ちなみに、大学生時代の斎藤先生が関係代名詞を教えている模擬授業VTR、わたしの家に厳重に保存されていることをここに申し添えておきます。
で、その斎藤先生の「私立高校の選び方」に関する説明会。
やはり、推薦Ⅲなどの入試情報、それと日本大学をはじめとする指定校推薦の話になると生徒さん、保護者さまともに話を聞く真剣度がひときわ高まりますよね。
ここでどこまで書いていいのかわからないのですが……
「東京●●大の推薦枠が余って困ってる」
って、個人的には衝撃的だったのですが。
東京●●大って、普通に超一流企業に平気で入れるトップ大学ですからね。
ENEOS時代の同期にも、研究所人事時代に面倒を見た新入社員の中にも何人もいます。
ハッキリ言って、北大以外の道内国立行くぐらいなら、経済的にちょっと無理してでも行く価値のある大学だと思うんですよ。
北海道の人が、東京の大学に対する感度があまりないのは無理のない話なのですが……。
そもそも、日本大学じたいがそんなに簡単に入れる大学じゃないわけですよ。
その日本大学に大量に推薦枠持っていて、かつ他の有名私大にもわりと行きやすいんですから「本州の私大に行ってもOK」という人にとっては立命館慶祥に並ぶ選択肢になるべき高校だなぁ、と強く認識しました。
高校生向けの「大学の選び方」のセミナーは、日大のPR要素ほぼゼロの内容で、正直ここまで言っていいんですか、的な内容が多すぎたので詳細はすべて割愛させていただきます。聞きたい人は次回来てください。

日大中学ICT教育部長・横尾先生の授業風景
ビジュアル的にもしかして、とは思ったのですが、授業後寿司食いながら話をしたところ、年下だったんですよね……
「日大中学ICT教育部長」より年上になってしまうって……はぁ……
プログラミング教育には、
「プログラミングを学ぶ」
「プログラミング思考を学ぶ」
という二面性があり、両方を追い求めなくてはならない。
というメッセージをわたしは強く受け止めましたが、「プログラミング思考」というのは端的に言えば「問題を自ら発見する」「解決への道筋を作る」ことだとわたしは理解しました。
そういう意味でいうと、すごく「小論文的」なんですよね。
現代文というのは「筆者には逆らえない」世界です。
あくまで「筆者が何を言っているのか」をありのまま受け入れることが大切で、自分がどう思うか、どう考えるかはむしろアウトプットしてはいけない。
筆者がどんなにバカであっても一旦は受け止めることの重要性を理解する科目が現代文です。
それはそれで重要なんですが、現代文ばかりやってると
「で、あなたはどう考えるの?」
という能動的な姿勢を持てずに終わってしまう危険性もわたしは強く感じています。
アウトプットは大学でやればいい、というのはさすがに時代遅れの発想だと思いますし、現代文的に筆者の意見をありのまま受け入れようとする科目と、小論文的に自分のものの見方をアウトプットしていく科目をバランスとりながら教育活動を進めていくべきだ、そのように常々思っていますし、その思想をもとにFiveSchoolsのカリキュラムも作ろうと努力しているつもりなんです。
プログラミング教育が「単に与えられたものをプログラムする」という作業にとどまらず、現実に存在する問題を見つけて、それを手持ちのカードを使ってどのように解決していくかを学ぶ教科になれるなら。
これって、われわれ国語小論文の人間とのコラボレーションの可能性も出てくると思いますし、むしろ国語教育の一種に近いのでは? などということを考えていました。
あと、単純にあのゲームおもしろいですよね。
わたしも40が近いとはいえまだ若者に脳の回転で負けてはいられませんので、どの生徒よりも先に進んでやろうとひそかに思ってわりとガチでやってました。
どの生徒よりも先まで進みました。よかったよかった。
ということで、札幌日大さまとは今後もいろいろ面白そうなことをお互いやっていきたいな、と思っています。
また来年何かのイベントはやると思いますので、楽しみにお待ちいただければ幸いです。
来週のブログですが、これから
「FiveSchools 全クラス徹底紹介」
シリーズをスタートさせようと思っています。
タイトルそのままで、FiveSchoolsでわたしが担当しているすべてのクラスについて、年間スケジュール、具体的にどんなことを教えているのか、何が身につくのかをきちんと語ろうかと思っています。(えっ、今さら? という声がどこからともなく……)
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小論文とか就活アドバイザーコースもありますが、とりあえずは当塾の基幹ともいえるこれら10のコースについて、ひとつずつ特にブログのネタがない週を利用して書いていこうかな、と考えています。