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  • 執筆者の写真FiveSchools

車遍歴 その1

学テAも終わり、道コンと学テBにはしばらく時間があり、特にこれといったトピックのない9月下旬です。


ということで、今日は仕事とはなんの脈絡もなく「過去にわたしが乗ってきた車」の話でもしようかな、と思います。

わりと1台を長めに乗る傾向があり、今乗っているものを含め実はまだ4台しか乗ってないんですね。


1 スバル・レガシィ・セダン(2002~2006)

うちのおやじはずっとレガシィ・ツーリングワゴンに乗っていたのですが、結果的にわたしもレガシィを最初の車にしてしまいました。

ただしワゴンではなくセダン。

しかもMT車です。


なぜMTにしたかというと、そもそも教習所ではMTで免許取ったわけですから、当然教習ではほとんどMT車にしか乗らないわけです。

だからATの運転じたいがそもそも不慣れなわけで、だったら慣れているMT車を買ったほうがいいんじゃないか、と思ったことがひとつ。


あと、AT車って「操作ミスると進む」じゃないですか。


MTだとすぐエンストするから何かマズイ操作をすると車が止まるわけです。

ATの場合足をペダルから離しただけで勝手に進むわけで、いやいやそんな恐ろしい乗り物あっていいのかよ、と当時思っていたこともあります。

(今でもちょっと思う)


ということで最初からMT車ありきで探して、そうすると、そんなに弾数がないんですね。

いわゆる「走り」系の車には興味がなかったので、「バリバリだぜ」みたいな車を除いてMT車だと本当にレガシィぐらいしかなくて、それで結果的におやじと同じ車種を選択することになってしまったという経緯です。


たしか6万kmぐらい走ってた中古で、コミコミ90万ぐらいで買ったような気がします。


写真とかぜんぜん撮らない人間なので1枚も実車の写真は残存しておらず、しかたなく同じ車種(のはず)の拾い画像を。


色はたしかもうちょっと濃い目のグレーでした。

当時の運転技術的な問題もあるでしょうし、また今ほどわたしの人格がジェントルでなかったこともあって、事故も1回、修理歴も2回ほど。

それと誰かにやられたんだと思いますけど運転席のドアも思い切り凹んでいて、まぁ見た目上はどんどんボロボロになっていきました。


基本的にわたしの増進会学生講師生活はラストイヤーを除きこの車で過ごしていたので、当時の同僚の人々にとって村上といえばこのレガシィというイメージがついているものと思われます。


2.VW パサート(2006~2007)

そんな学生講師生活ラストイヤー、レガシィがそろそろ10万kmに近くなってきて、車検の金が結構負担になる感じになってきました。

見た目上も相当ボロボロだったもので、そんな状態で20万とか25万とか(たしかそのぐらいだった)車検に払うなら新しいの買ってしまおうかな、と思いまして。

金はなかったんですけど、就職も決まってましたしね。


で、何を買おうかなぁと調べてみたんですけど、当時のわたしはかなり外車志向だったこともあって、買えるものなら日本車ではなく外車を買いたいものだと学生ながらにして思っていたのですね。


さすがにメルツェデスだのジャグヮーとはいきませんが、そこで見つけてしまいました。

(ジャグヮーXタイプはちょっと検討しましたが)

最初に買った車とほぼ同じ、90万のVW・パサート。

7~8万kmぐらい走ってたと思います。



パサートは当時VWの最高級セダンでしたから、シートもすべて革張り、見た目的にもどう考えても学生が乗る車ではなく

「これ90万で買えるならめっちゃ安いやんけ」

とものすごく前向きな気持ちで購入しました。

運転した感じも重厚感たっぷりで、いい車を買ったものだと満足していました。

前述のとおりAT車の運転に不慣れではありましたが、いざやってみると特に問題もなく。


が。


しかし。


暗雲は、今思えば試乗のときから漂っていたのでしょう。


白石のほうに当時あった小さい中古車屋で買ったんですけど、明らかにそこのスタッフがおかしいんですね。挙動と言動が。


試乗中、横にお客さんがいる状況で

「ねぇ、俺の給料いくらだと思う? 引くよマジで聞いたら」

(口調ママ)と愚痴りますかね? ふつう。


試乗中に車線割り込んできた他の車に対してわざわざ窓を開けて

「舐めとんかコラ、ああ?」

(口調ママ)と怒鳴りつけたりしないですよね。

通常の営業スタッフは。


この時点で「この店やばいよね」と気付いて引き返しておけばよかったのですが。


……買って1年もたたないうちにエアコンが明らかに弱くなってきて、このやばい販売店に持ち込んでも原因ははっきりとわからず。


だましだましエアコンのガスを補充しながら走ってみたものの、その次の夏で本当にまったく何も冷えない状態となってしまい、ゴルフコンペの帰りにそのままディーラーに運んで話を聞いたところ、くわしい内容は覚えてないですが何らかの根本的な問題がそのエアコンには起こっていて、修理しようとするなら50万前後は見てもらわないと……

という話になったわけです。


その販売店が実情を知って売りつけたのかどうかは定かではありません(その後通りかかったらもう店なくなってました)が、いずれにせよかなりの「掴まされた感」は否めない買い物でした。

小さな中古車販売店の多くはまじめに営業しているのだろう、というのはわかってはいるのですが、正直これ以降ディーラー以外の販売店で車を買おうという意思じたいがなくなったまま現在に至っております。


あと、この車に関するエピソード何かありましたかね……


学生講師ラストイヤーの冬、わたしは恵み野で授業を持っていて、自宅のあるあいの里から337→275→46号線を通って毎週パサートで往復していたのですが……


まぁこのルートがめちゃくちゃ冬寒くて、冬は基本ずっとマイナス2桁に近いんじゃないか? という外気温でした。

で、路面も半端じゃないツルツル具合で、一度北広島あたりで普通に30kmとか40kmで運転しているだけなのに完全にアンコントローラブルな状況に陥り、回転しながら単独で雪山に突っ込んだことがありました。


……にもかかわらず一切ヘコみすらしなかったですからね。

ドイツ車つぇぇなぁと思った記憶があります。


また、この車はわたしのENEOS最初の勤務地、北海道支店支店長のプライベート車と色からグレードから全く同じだったんですよね。

もちろん向こうは新車で買ってるのでしょうが、見た目上は同じですからね。

新入社員と執行役員支店長の車が同じという事態はなかなかシュールでしたね、ゴルフコンペのときは支店長車の隣に停めてやろうかと思いましたが、さすがに顰蹙を買いそうな気がしたのでやめておきました。


だいぶ話が長くなりましたので、次回へつづきます。

さてパサート・ショックを乗り越え、25歳のわたしは一体どんな車を買うことになるのでしょうか。


それと、来週「11月のイベント授業」について告知しようと思います。

ちょっと11月のイベントは外部の方にはハードルが高いのですが……かなり攻めた内容の授業ですので、注目していただけるとありがたいです。


秋の新入会コース、受付中です。

2020年度の入会受付は11月までの予定です。

(Webコースはいつでもだいじょうぶです)

12月~2月は全学年で募集停止となりますので、今年度中のご入会をお考えの方はお早めにアプローチしていただければ、と思います。

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