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エイプリルフール/続・例のウイルス

最終更新: 9月1日

今回の道コンレビューについて

ぜんぜん気づかなかったんですが、道コン事務局より

「試験期間(~4/12)が終わるまで、問題用紙を生徒に返却しないでくれ」

という要請が問題用紙とともに同梱されていました。


そう、同梱されていたんですよ。


「いやいや、そんな話聞いてねえよ」ってことなんですが、以前塾向けに配布されたペーパーに一応記載されていたらしいですね……。


すみませんが当塾は来週に解説会をやることをずっと前から決めていましたし、それでなくとも生徒に即座に解き直しさせることが道コンが持つ最大の意味だとわたしは考えておりますので、残念ながら問題回収にはご協力いたしかねます。


ただ、さすがに道コンレビューは再来週以降でないとまずかろうと思いますので、来週は書きません。よろしくお願いいたします。


エイプリルフール

エイプリルフールとかぜんぜんやらないんですけど、昨日の夜に


「FiveSchools、授業後の教室を利用してバー営業を開始決定」


と言ったら、知り合いというか同僚の先生から


「本当にやりかねない」


と即座に反応がありました。

わたしもそう思います。


ということで、

「マジでFiveSchoolsの教室を利用してバー営業をやるとしたら」

と仮定して、どんな店になるかをシミュレートしてみましょう。


営業時間は22時~2時ぐらいでしょうか。

そんな長くはできないですね。体力的に。

琴似、終電過ぎると人歩かないですしね。

1時まででもいいかもしれない。


品揃えはそうですね……ビールはすぐ横に麦秋がありますし(定期的に行っています)、カクテル&ウイスキー系はDiversionやMemphisがありますし(定期的に行っています)、ワインもTONOがワインバー営業してますし(定期的に行っています)、ブルータスもありますからね(定期的に行っています)。

ちょっと、酒でマジで勝負してもどの店にも勝てそうにないですね。

こうなると、原則として保護者さまをメインターゲットにせざるを得ない。

保護者様に対するサロン、としてのバー営業以外に生き残る道はないでしょう。

保護者さまが、そのお知り合いを連れてきてくださり、そこから入塾につながるぐらいの流れが起こるといいですね。


となると、あまりマニアックにそろえるよりは


・定番のウイスキーはひととおり抑えておく

・各種めずらしいジャンルの酒(グラッパ、マール、カルヴァドスあたりが最近は好きです)も2本ずつぐらいは置いておきたい

・ビールは平均的なラガーを生で置きたいような、瓶でいろいろ揃えたほうがいいような……


酒はこんなものでしょうか。


しかし、問題は保護者さまは送迎のために琴似に来るケースが多いですから、そもそも飲めないという事態も容易に予想できます。

というか、生徒もそこにいるわけですから、生徒も飲めるようにノンアルコール類を充実させなければならない。


・フレッシュジュースを使うのはさすがに厳しいので、フルーツ冷凍しておいてスムージー的な感じ

・でも一種類ぐらいは日替わりでフレッシュフルーツ置いて、ジュース、ミルク、カクテルなどいろいろ応用させられると楽しそう

・コーヒーも種類を置いて


……このように考えていくと、なんかどこにでもある中途半端なカフェバーにしかならないですよね。飲食店というのは本当にむずかしいものです。


ということで、勝てるわけのないビジネスには手を出すな!という結論に無事に着陸するわけです。


例のウイルス

北海道は「ちょっと一息ついたかな」ムードに戻ってきている感があったのですが、Twitterでは志村氏の死去と同時に明らかに雰囲気が変わったようにわたしは感じています。 で、ずっと思っていることではあるのですが、昨日今日とさらに思いを強くしたこと。


こういうとき、素人が変な「使命感」を持つのは圧倒的に害の方が大きいと思います。


「何も知らない周囲の呑気な人たちに、私が今こそ正しい情報を教えてあげなくては」

「子どもを守るために、どんな小さな情報でも手に入れなくては」


といって、真偽不明どころか、まともな判断力が残っていれば一瞬で嘘だとわかる情報を嬉々として拡散しだす人たち。

完全に2011年に見た風景の再現だなぁ、とわたしはインターネッツをながめてずっと思っています。


当然わたしも含めて、われわれ一般人は例外なく全員「何も知らない素人」でしかないのです。「何も知らない素人」は謙虚にならないといけないんです。



「何も知らない周囲の呑気な人たちに、私が今こそ正しい情報を教えてあげなくては」


と勢い込んでいる人、その「危機」の正体が何なのか、あなたはどうやって知ったのですか? ワイドショーからですか?

なぜあなたのような素人が「何も知らない周囲の人」には手に入らない「正しい情報」を独占的に手に入れることができるのですか?

「自分は運よく、信頼のおける専門家と出会えた」とでも思っているのでしょうか。

(「現場で働く友人がいる知人」は専門家には該当しません)


その「信頼のおける専門家」を批判している他の専門家がどれだけいるか、ちゃんと探してみましたか? それらを比較したうえで出した結論ですか?

肩書から見ればどこからどうみても立派な科学者が、どれだけひどいデマを振りまいてきたか、2011年の記憶がいやでも思い起こされてきます。


また、その「信頼のおける専門家」が本当に信頼できる専門家だったとしてもですよ。

その専門家が出した情報を正しく解釈できる能力があなたに本当に備わっているんですか? 誤読していない自信はどこから来るのですか?

医学の専門家の出した情報ソースを、間違うことなく読み解いて、誤解なく周囲に伝えるところまで、本当にあなたの、一般人の能力でできるのでしょうか?


「子どもを守るために、どんな小さな情報でも手に入れなくては」


もちろん、情報を仕入れることは大事ですよ。

しかし、その情報には「質」というものがあります。

情報の「質」は、個人のバイアスによって無意識的に選別がなされます。


こういう危機において「強い思いに燃えてしまった人」は、大なり小なり間違いなく「危険性をより強くアピールする情報」を自分から探しに行く、欲しがる状態に陥っているはずです。欲しがりさんです。

そのバイアスのかかり具合が人よりも「大」だった人は、最初に言った「まともな判断力が残っていれば一瞬で嘘だとわかる情報」ですら嘘だと見抜けなくなってしまうわけです。

素人は、素人なんですから、自分の身の回りを整えること以外できないと割り切らないとダメだと思います。

自分が今正しいと思っている情報も、話半分で「おそらくこんな感じらしいよ」と自分の中だけで受け止めておかないと。

そんな話半分の情報を他人に無責任に流布して、それを他人が信じ込んでしまったらどうするのか。デマがどのように形成されていくのかちょっとでもイメージできるなら

「たぶん●●らしいよ」

「知人の話だけど、現場では▲▲な状態みたいだよ」

という伝聞の形であっても、軽々しく他人に言うべきではないことぐらい想像がついてもよさそうなものです。


2011年のときに「正しく怖がる」というフレーズが流行しましたが、その「正しく」の意味とは、決して「科学的に完全に理解すること」ではないとわたしは思っています。


「しょせん自分の能力では、専門家の言うことを完全に理解することなどできない」

「自分にできることなど、本当にわずかなことしかない」


という、ある意味一種の「諦念」を持つことだと解釈しています。

そういう諦念を持ったうえで、


「自分にできないこと、能力を超えたことには手を出してはいけない」

「自分が誤解しているかもしれない、と思う」

「せめて、能力ある人がやっていることを邪魔しない」

こんな感じで、特定の何かにのめり込まない、妄信しないこと。割り切ること。

このような「正しく距離を取る」姿勢が、素人が持てる「正しく怖がる」姿勢であろうと思います。


こういうことを言うと

「危機のときに冷静を装って、本当に危機だったらどうするんだ」

「最大限、考えられるだけ怖がっておいて、安全になってから距離を戻せばいい」

という人もいるでしょうが、人間が起こすパニックの怖さを舐めているとしか思えないですし、2011年のときに何を学んだのか?と思わざるをえません。


「津波が迫ってきているときは、何を差し置いてでも逃げるだろう。それと同じで、今はウイルスから逃げるべきだ」

コロナウイルスは津波ではありません。

こんな思考法をおかしいと思えない段階で、自分がリスクの大きさを量的に考えられない状態に陥っていることを自覚したほうがいいわけです。

そんな極端な物言いは「いつかどうせ人は死ぬんだから、コロナだろうが何だろうが知ったことか」という人(わりといますよね)と同レベルだとわたしの目からは見えます。

「リスクを量的に考えられない」という意味において。


それはそれとして、当塾の対応なのですが、基本的には以前出したこの記事と変わっていません。

https://www.fiveschools.com/post/rei-no-are

当塾の場合は今でも基本的に全部の授業を動画で保存していますから、やろうと思えば「オンライン塾」になれるんですよね。

もしもこの先札幌がロックダウンされるようなことになったとしたら、わたしがひとりで琴似にこもって動画収録とチェックテスト作成をひたすら続けて、それをオンラインで配信するスタイルの塾にシームレスに移行すると思います。


あ、ぜんぜん関係ないですけど、次回のブログで「高校数学StartUpクラス」のシステム変更の発表があります。

簡単に言うと「数学1A」と「数学2B」をクラス分けします。

高1生には通いやすくなると思いますので、よろしければご検討ください。

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