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Five学習会スタート/公立高入試
さて、開塾以来ずっと暖めていた念願の企画、
がついに昨日本格スタートしました。
要するに
「動画授業」
「チェックテスト」
「定期試験対策プリント」
の3教材を軸として、生徒がそれぞれ自律的に学習を進めていくプログラムです。
とりあえず昨日一日を見る限りでは、ものすごくうまく事が進んでいるような気がします。
「うちでは全然勉強しないんです」
「ほんとうにウチの子は集中力がなくて」
と保護者さんがおっしゃっていた生徒さんが多いのですが、あの集中のしかたはなかなかすごかったですよ。
結構なハイペースでみなさん進めていましたしね。
ダラダラやってる生徒、「ただ居るだけ」になっている生徒、そんな生徒は当塾にはひとりもいないのです。
過去も、そしてこれからも。
証拠として写真撮っておけばよかったですね。
そうか、生徒が学習している様子を動画に撮って保護者さまに配信するという手もあるか。
……ただひたすら黙々と中学生数名が勉強しているだけの、何の動きもない動画なので全然面白くないと思いますけど……。
動画収録はともかくとしても、不安な保護者さんは一度見学しにきてください。
「えっ、ウチの子どもってこんなにマジな感じで勉強できるんだ……」
と、小一時間遠目で見ていれば実感するんじゃないかな、と。
そんな気がします。
では、なにゆえに「Five学習会」がそんなに生徒の集中力を引き出せるのか。
理由は3つあると思うんです。
生徒に聞いたわけじゃないので、たぶん、ですけど。
ひとつめは、そもそも授業しているのが全部わたしだということ。
そのへんの市販動画のように「アンタ誰」という人が授業をしているわけではない。
なにせ教室を一歩出ると実物が存在していますからね。
さらに言えば、わたしはものすごく授業が上手いので、いくら動画であっても眠くなるようなしょっぱい内容ではないのですね。
そのへんの有象無象の授業動画と横一線で見ていただいては困るのですよ。
ふたつめは、「次に何をやるのか」という指示が明確に出るようにしました。
ちょっと次の画面を見てください。
これは、去年までの動画授業の様子です。
動画の「タイトル」に注目していただきたい。

単に「学年・教科・番号」が書いてあるだけなので、この動画を見終えたら次に何をしたらいいのかが明確ではなかったわけです。
もちろん動画の内容をちゃんと聞いていれば、次に何をしたらいいのかは分かるようにはなっているんですけど、パッと見で明確に指示されたほうが迷わなくてすむのは確かですよね。
ということで、今年から以下のように変更手続きをしていきます。

ね。
「→」の後に、その動画で授業を受け終えたら何をすればいいのか、わかりやすいでしょう。これを、今後全部の動画に記載していきます。
動画って1000本以上あるんでものすごく大変なんですけど、生徒さんのためですからね、やりますよわたしは粛々と。

次に「チェックテスト」を受けねばならないときは、こんな感じで指示がでます。
「十分に復習し」というところに圧を感じてください。
ちなみに「チェックテスト」というのは、こんな感じのものです。

これを受けて、直接添削して、全部解き直しして、全部理解したらようやく次の単元に進む、ということです。
これならできそうな気しません?
わたしはやれるような気が今すごくしてきています。
そして最後みっつめですが、わたし(or新谷先生)が、必ず毎回進度を直接確認するということです。
これは実際にやってみて思いましたが、効果デカいですね。
その生徒がその日何から勉強をスタートし、どこまで終わらせたかこっちが全部把握している、ということです。
これはサボれない。
全然進んでいなかったら「え、アンタ今日一日何やってたの?」と言われるに決まってますからね。
ウソついてもどうせチェックテストでバレるわけですし。
わたしは生徒に「直接的な」プレッシャーをかけるのが得意ではないので、こういう感じで、目に見えない、声に出さない形でじわじわとプレッシャーをかけていくタイプなんですね。
ということで、まだまだ始まったばかりなのでいろんな修正・調整をかけながら進めていきますが、今後Five学習会を中学生指導のメインにしていくつもりで本気でやっていきますので、
「コレならいいかも」
と思っていただけた方はお問い合わせいただければ。
とはいえ、教室せまいですし、われわれのマンパワー的にも通塾可能なのはあと10人が限度だと思います。
お早めに動いていただければ、と思います。
さて、公立高校受験、いかがだったでしょうか。
当塾の中3生は、もう明日明後日から新・高1クラスがスタートしてしまうので、そこで話を聞けばいいかな、と思っているのですが。
うまいこといったのでしょうか。
うまくいけばよかったですし、そうでなければ切り替えて次に進むしかないですからね。
また前を向いていきましょう。人生は続いていく。
わたしは上記の動画編集でずっと塾に缶詰め状態が続いており、入試問題などを分析している余力はゼロなので、まだサラッと概要を見たぐらいの状況でして……
いずれ折を見てちゃんと解きます。
なにせ、動画のタイトルだけを直しているわけじゃないんですよ。
「次にやるべきことを、動画のタイトルでキッチリ指示を出す」
ということの意味がおわかりでしょうか。それは、
「『次に何をやるべきか』の指示が出せる、ちょうどキリのいいタイミングで動画が終わるように編集しなければならない」
ということです。
ということで、これまで撮り溜めてきた1000本以上の動画のうち
「キリの悪いところで終わっている動画」
については、基本的にすべて編集が必要、という苦境に追い込まれてしまったわけです。
きびしい、すごくきびしい。
しかし、やるしかないのでやります。
さらに、明日からは「高校英語StartUpクラス」も始まってしまうわけで、その内容も今年作りながら進めていくわけですから、もうね、過ぎた試験を振り返っている余裕はまったくないのです。
いや、来年に向けた高校受験指導もあるわけですから、春期講習までには解かないといかんとは思っていますけどね。