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小川先生ゲスト授業/2019年10月道コン②

この時期の道コンレビュー、ちょっと油断するとすぐ次の道コンが来てしまうのでまいりますよね。


ということで、国語だけ前回コメントしましたが、残り4教科についてサクサクっと書いてしまいましょう。

https://www.fiveschools.com/post/191024-sigmaseminar-docon201910


数学

大問2

裁量問題で戦うには、まず大問2を基本的に満点クリアすることが前提です。

大問2全部とって、大問3~4を8割方取れれば、それだけで30点は取れますよね。

道コン裁量問題の30点って、それだけでSS55ぐらい行ったりするわけです。

裁量問題だから「裁量の大問6を解けなければならない」と思って、大問2をバカにするような姿勢を持ってはいけません。大問2をバカにするやつから落ちていく。


問題については特に言うべきことはありません。


大問3

問1で、BDをxと置く発想を持てれば、あとはその数式をいじるだけの問題なので、別に難しくはないはずなんです。誘導も露骨なぐらい親切ですし。

ただ、やはり文字式を文字式のままこねくりまわす抽象的作業は、いくら我々が簡単だと思ったとしても一般的な中学生には難しいことなんでしょうね。

ただ、こういう問題を「そんなに難しくないな」と思えるようにならないと、難関校に入れたとしてもその後でものすごく苦労すると思います。大問4についても同じ感想です。


大問5

正三角形が出てきたときに「60°から何かを足し引きして証明に使う」というのはよくあるパターンなので、慣れておいたほうがいいと思います。

(当塾、たまたま前週にまったく同じパターンの問題をやってたんですよね。模試で的中するのって、そんなにうれしくないんですが……どうせなら本番で……)


大問6

裁量問題は、基本的に「(1)がカンタン、(2)がエグイ」という形式が多いので、まずは(1)を最低限取るようにしましょう。

(2)のほうが解答欄がデカかったりするので、解答用紙に白紙状態が多いといやな気持ちになるのはわかるんですが。

時間と得点率の関係を考えると、答案用紙の白紙の面積を気にするよりも、まずは最低限取れる問題を取ることが大事なんです。

さっきも言ったように、裁量問題のSSは、30点超えた段階で55近くに到達するものです。簡単な問題を確実に取れる人間が勝利への第一歩。

勝利というか、「負けない戦い」をすると言ったほうがいいでしょうか。

問2(1)とか、問3(1)とか、これ単体で出されたら「誰がこんな問題間違うんだ」ってぐらい簡単じゃないですか。

それが「裁量」というパッケージで包まれただけでビビって解けなくなるとか、アホらしいと思いません? という。


社会

大問1

問1(1)アルジェリアを知ってるかどうかじゃなくて、消去法で解く問題ですね。

アルジェリアはうちの生徒には教えてるんですけど、まさか道コンで出るとは思わなんだ。

(どちらかというとナイジェリアの位置を教えるために、どうせならアルジェリアも教えた方が覚えやすそうかな、と思って教えるんですよね。)


大問2

問2 東廻り航路/西廻り航路がそもそも年貢米を運ぶためのものだという背景がわかっていれば納得いきやすいかな、と。

問4 社会の問題なのになぜか「割り算」の計算が大好きなのが道コン、入試です。

社会なんてどうせ時間余るんだから絶対にミスらず丁寧に丁寧に、字をきれいに書いて計算をしましょう。

問5 「読み取れること」ちゃんと全て書きましたか? 1つ書いただけで満足して提出していませんか?


大問3

問4 以前も言ったかもしれませんが「加賀の一向一揆」は「加賀友禅」と同じ「加賀」であることをイメージして覚えるといいですよ。

そしたら石川県であることがわかるじゃないですか。

地理と歴史を融合的に理解すると、意外といいことありますよ。

あと、地理と地学。


大問4

問1~問2は聞き方はちょっと新鮮ですが、まぁ内容的にはありがちな計算問題&現代社会の問題。ただ、問2の伝統行事を聞く問題はそんなに普段テストに出ないでしょうから「ウワーここが出たかぁ」と思った生徒は多そうですね。


大問5~6は何もコメントはありません。

まぁ、そもそも進度的に追いついてない学校も多いですから、この時期の公民のこのへんの分野は毎回ごく普通の問題しか出ないです。学テABCもそうですけど。

逆に言えば、入試もこのレベルだと思って油断しないようにすることが重要。

公民こそ、冬にちゃんと入試演習しないとダメ。


しかし全体的にすげぇ簡単ですね、社会。

こんなレベルで50点も取れないようだと、東西南北はかなり厳しいと思うので、そういうレベルの人で上に行きたい人は意識を変えて勉強し直さないともう間に合わないと思います。


理科

大問1

問3 二酸化炭素って有機物じゃないんですよねぇ。

「有機物」という概念は実はすごくあいまいで、ちょっとGoogleで検索してもいろんな定義が出てくるので、非常にスッキリしないんですが。

まぁ、例外事項として覚えるほうがいいかな、と。

炭素もね。


大問2

問3 図2の左サイドに劣性、右サイドに優性が書かれているのがケアレスミスを誘発する気満点でいいですね。


問5 いい問題です。こういう問題を簡単だと思えるようにならないとダメですよね。

遺伝って、それこそ最近流行の「思考力」を問う良問を作りやすいジャンルだと思うので、入試とか学テでもこういう問題ガンガン出せばいい。


大問3

特にありません。


大問4

問2(1)「緊急地震速報」と書かせる問題はなかなか意外なところを突いてくるな、と。

問2(3)震央と震源の違いって、一問一答レベルでは知ってる生徒多いと思うんですけど、こうやって計算問題と絡めて出題するのは結構新鮮でした。

ちょっと問い方が単純すぎて今回はそんなに差が付かなかった気はしますが、アイディアとしても面白いのでもう少しひねった形で今後も出題されるような気がしますし、されてほしいですね。


大問5

問1(2)「種類」を忘れがち。

問2以降は、まさに前回シグマ先生にもやってもらった「前提となる情報と、求められていることの整理」が問われている問題ですね。

詳しい解説はしませんが、こういう問題をサラッとできる生徒を育てたい


英語

大問3

問2 これ、Osakaじゃダメですかね?

それはそれとして、文構造から「ここに主語が入るんだな」と思って解いてますか。

穴埋め問題苦手な生徒は、文構造的に「どんな品詞/文の成分が入るのか」と、意味的に「どんな意味の言葉が欲しいか」を両方並行して考える習慣をつけないとうまくいきません。


大問4

問3 Why don't weにした人が非常に多そう。

Why don't you, Why don't you, Shall I, Shall we, Can I, Can you あたりは単なる「決まり文句」として覚えてしまってる人が多いと思いますが、ちゃんと「主語」に注目して意味の違いを把握してほしいです。

Why don't weと言うことは、つまりWeなんですから「私たちが一緒に行う」という意味がすでに内包されている。だったら、うしろにwith meがつくと表現がダブってしまうわけです。

頭痛が痛い、危険が危ない。


大問5

長文の長さにビビったかもしれませんが、当塾ではこれから私立高校の過去問もガンガンやっていくので、すぐに慣れます。

ただ、スピードですね。

SVOCのカタマリを前から把握して、できるだけ英語の順番のまま意味をつかんでいくようにしないと、時間がいくらあっても足りないでしょう。

日本語の順番にいちいち一文ずつ直して訳していくヒマはないです。

問2の並べ替えはかなり勉強になるので「なぜこういう順番になるのか」を人に説明できるようになりましょう。

裁量の並べ替えはなかなかの良問が多いので、毎回やるといいですよ。

問5はちょっと質問の意味そのものが取りにくかったでしょうか。

英作文は、毎回言っていますがまず「減点法」で採点されることを知っておくこと。

自分が知っている表現で、ミスなく書けるもので、かつ設問の要求をすべて満たすように書けば満点がつきます。

「設問の要求」というのは、今回の場合で言えばちゃんと「場所の説明」になっているかどうか、でしょう。

レストランを選んだなら(スペルミスの危険性が高いのでレストランは選ばない人が多そうだけど)「どんなレストランなのか」を言わないと説明にはならないですよね。"I went to the restaurant with my mother yesterday."で、果たして説明と言えるのかどうか。

(道コンだとマルくれるのかもしれないけど)


小川先生ゲスト授業

無事終了しました。

動画に全部撮ってたので、逆に油断して写真ぜんぜん撮ってなかったのですが……


小学生、高校生は、そもそも当塾でわたし以外の人間にモノを教わること自体がはじめてのことでしたので、なかなか新鮮だったのではないでしょうか。


小学生は「中1への準備」的なテーマを小川先生にリクエストしましたが、やはり「割合」をチョイス。

わたしも春先に似たようなテーマでやったときには「比と割合」だけでほぼ授業を構成しましたので、まぁやっぱりそこだよね!と。


中学生は、低学年向けは「文章題」をテーマに。このブログでもさんざん言ってますし、以前シグマ先生にもやってもらった「いかにして文章から設定・状況を読み取り、式に落とし込んで答えを導くか」という内容です。

ここは、当塾としては今後もずっとこだわっていきたい。

安易にパターン化せずに、問題文と向き合うことの重要性を少しでも感じてくれたならよかったです。

中3向けは「証明」がテーマ。「文章題」とは逆に、ある程度定番のパターン、戦い方を知らないと厳しいジャンルなので、低学年よりは「入試対策」って感じの授業でした。

まぁ、ふだんの授業でやってることではあるのですが、教える人が変わると切り口や整理のしかたが当然変わっていきますので、たまには別の人に教わる機会も設けた方がいいな、と再認識しました。


高校生は、授業というよりはどちらかというと「受験生活とは?」みたいな内容でしたが。

浪人を決めたときのエピソード、浪人生活の具体的な過ごし方はなかなかリアルなアレでした。

現役生に「浪人したらどうなるか」を具体的に考えさせることってまぁ通常しないじゃないですか。縁起悪いですし、アントニオ猪木のアレ的な感じで。

でも、やっぱり「都合の悪い現実」から目をそらすのではなく、ちゃんと「知っておく」ことはわたしは大事だと思っています。


いずれにせよ、東京からわざわざ当塾のために時間をくださった小川先生には最大限の感謝を。


来週のゲスト授業

開催迫ってきています。

定期テストもちょうど終わるころですし、積極的な受講をお待ちしています。


11月15日(金)19:30~21:30

「地方自治・市議会のリアル」

担当講師 半田 伸明先生(東京都三鷹市議会議員・無所属)


実際に地方政治の現場で仕事をしている人の話を聞く機会なんて、普通の中学高校生活をしていたらなかなかないことだと思います。

教科書的な講義ではなく、実際に地方の現場で起こっている問題を使って、受講生みんなで頭を使って考えていくワークショップ型の授業になるそうです。


基本的に公民の内容なので中3生がジャストフィットではありますが、中1~2生でも、高校生でも参加できます。

(ちょっと中1~2生は動画で先に勉強してもらう必要がありますが、大した量じゃないので大丈夫です)


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