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本棚追加/ゲスト授業計画/2019年8月道コン中2

道コン成績が帰ってきましたので、小学生コースのぶんも成績状況・実績を更新しました。

https://www.fiveschools.com/result


今回特筆すべきは、小6英語で道コン満点、偏差値で16アップを達成したことでしょうか。

普段の授業での出来ぐあいから考えて特にまぐれでもなんでもなく、当然の結果が当然のように出ただけだと考えております。

そう断言してよいぐらい普段から着実に成果を出している生徒さんです。

ただ、それ以外の生徒さんも皆じわじわと力をつけていっていますので、次回さらなるブレイクが出ることを期待したいと思います。


また、プライバシー保護の観点から、今後学校名は伏せる形にさせていただきました。

(その中学校から一人しか通っていない場合、個人特定のおそれがあるため)

とりあえず、小中生については現状の成績状況はほぼすべて出そろったと思います。

高校生はまだ結果が出てない生徒さんもいるので、追い追い更新していきます。


さて、最近Twitterでよく「ゲスト授業」の計画についてお話させていただいております。


同じ広告費を使うなら、もっと実のあるおもしろい広告戦略はできないかとずっと思っていまして。

ただGoogleとかに広告費バラまくぐらいなら、その費用でいろんな面白い先生を呼んで講義してもらったほうが今いる生徒さんのためにもなるし、わたし自身も勉強になるし、話題になるかもしれないし、ずっと良いのではないか、と。


前回、東京から「進学塾MUSASHI」櫻田先生に来ていただいて授業してもらったのですが、やはりいつも同じ担当、つまりわたしだけに教わるよりは、たまには違う専門性を持った先生から、ふだんとは違う角度で解説を受けることも必要だよな、とすごく思ったこともあって。


ですので、マジで「ゲスト授業」イベントを今後定期的に開催しようと考えています。

すでに真剣に出演交渉などもやっています。

「あの塾、いつもおもしろそうな企画やってるね」

と思われたいので、それを目指してあれこれ考えていきたいと思います。

われこそは北大ファイブで授業をしてみたい、という方は何らかの形でお話をいただけるとうれしいです。


もう、2019年度中のゲスト授業は4件内諾をいただいているのですが、今最終的な詰めをやっているところですので来週あたりのブログで発表できるのではないかな、と。

Twitterやブログでおなじみの「あの先生」も登場するかもしれませんが、どうなることでしょうか。


そして、本棚を増強しました。

届いたばかりの状態。




現状、こんな感じです。

「わたしの自室」に限りなく近くなってしまいましたが、興味のあるものがあればどんどん手に取って見ていただければと思います。

「ナニワ金融道」は、教育的といえばこれ以上教育的な漫画もそうそうないとは思うのですが、年齢制限が必要かと思いますので、小学生はちょっと……。

読みたい場合は保護者さんの許可を取るように。

(というと余計読みたくなる気もしますが)

ブログのネタなくなったらまた蔵書紹介とかもしてみましょう。


さて、では道コンです。今回でラスト。中2編をお届けします。


国語

大問1

問4(2)、前回の中3と類似した作りですね。

① 問題文の条件をもとに資料を読み取れるかどうか。

② 「変化の理由」を答えろ、という質問の意図を確認できたかどうか。

③ ①②の条件に合うものを正しく探せたかどうか。

やることはごくごくシンプルなんですが、とにかく「複雑な問題文」をきちんと解きほぐしていく訓練ができていない生徒諸氏が多いですので……


あと、「資料2」の最後にある「子ども向けの企画だと思いました」というコメントが罠ですね。

どちらというとネガティブ評価のコメントなので「満足度が上昇した理由」にそぐわないですし、あくまでも「親も子も楽しめる」ことが解答のポイントですから、「子ども向け」という言い方にしてしまうと「大人は楽しめない」という意味が含まれてしまうのもよくない。

採点基準には載っていないんですけど、ここを使って書いた答案ってどのように評価されたのでしょうか。

わたしなら×とまではいかなくても確実に減点しますが。


大問2

問1 アやエの選択肢も本文中にはちゃんと書いてある正しい内容なんですよね。

書いてあるけど、問1における質問の答えにならないから正解にならない。

こういう錯乱肢の作り方は大学受験では当たり前なんですが、内容を理解しているかどうかを試すには良いと思いますよ。


問4 これも、傍線部「しっかりしている」の答えになるように書かないとダメなんですよ。

「母親を心配して探しに行こうとした」だけだと、どうですかね。

それだと「優しい」「いいところがある」「母親思い」の根拠にはなるでしょうけど、「しっかり」さの説明にはなっていないのではないでしょうか。

あくまでも「役割分担をする」「冷静に計画を立てる」ところが「しっかりしている」根拠ですから、単に「母を探しに行こうとした」だけだと私は×にすべきだと思いますが。

これも、ちょっと採点基準がザルなんですよね。

道コン、「どんな答えが〇か」じゃなくて、「どんな答えだと×か」というのもある程度明確に採点基準として出したほうがいいような……


大問3

「知識があると思考の邪魔になる」という偏った内容の文章を、知識を幅広く問う道コンが題材として使うのは皮肉というかなんというか……ちょっと洒落がキツすぎるんじゃないですかね。

「どんなにバカげたことが本文に書いてあっても、国語はあくまで筆者が神様、神様には逆らえない」

という原則を理解させるには良いのかもしれませんが。

内容的には普通の問題ばかりで、特にコメントすることはありません。

大問4も特にありません。


数学

大問2

問1は単なる平均値なので、計算が面倒なのを除けば誰でもできるはずなんですが……これで3人に1人しか出来ないというのが現実なんですね。


問2のほうが問題設定、条件が複雑なので正答率低いかと思ったら、ほぼ問1と同じ。

平均値をちゃんと度数分布表から出すのって実はあまり慣れていないのだろうか。

中央値のやり方は一度覚えてしまえばそんなに面倒なことはないですけど、平均値はわりと力業でゴリゴリ計算しないといけないから、計算力がない生徒には平均値のほうがきついんですかね。


大問3

問3 正答率低いだろうな、とは思いましたが、2.7%はちょっと予想以下です。

(正答率データはこちら)

https://www.do-con.com/data/pdf/201908-g2.pdf


図さえ描ければ「あぁ、そうか」となる問題だと思うのですが……

あ、図を描かない生徒にはまず無理な問題なので、こういう問題はいきなり式に頼らずにまずは図式化。

ちょっと難しそうなので後回しにして、そのまま時間切れになってしまったケースも多いのかな、と思いますが。


大問4

特になんということもない関数の問題ですが、これでこの正答率ですから。

問1 48.7%

問2 37.8%

問3 11.6%

問1と問2で正答者が半分いないってちょっと衝撃的じゃないですか。

逆に言えば、関数を取れるようにすることがどれだけ偏差値アップに貢献するか、ということです。

偏差値65以上を安定して取りたい人は、とにかくまず関数とグラフの訓練をしたほうがいいんですよ。

こんなの、わかっているデータをグラフに書き込んでいければ、計算ミスさえなければ誰でも完答できるんですから。


大問5

問2はちょっと厳しいでしょうね。

パターンとして対処法がわかってる人ならともかく、どう解いていけばいいか方針が見えない人の場合はさっさて捨てて、大問3の問3、大問4の問3に時間を回すべきだと思います。

図形は関数と違って、「手を動かして計算していったら答えが出た」となることが少ないので、方針が見えない状態で時間を使ってもあまりいいことがない。


問3も正答率低いですが、問2よりはまだ取り組みやすいとは思います。

問3の正答率の低さはおそらく時間切れが主原因で、これが大問4とかにあればもう少し高く出たと思います。


社会

大問1

問5 西経が絡むと一気に時差ができなくなる人は、地図を「数直線」のように見る方法を理解したほうがいいですね。

原点(中心地点)は日本ではなくロンドンにすることが重要。

「時差は、ロンドン中心の地図で考えろ」

これが当塾のスタイルです。


問7 社会、特に地理の問題はなぜか割り算が好きですよね。

こういう、単なる計算が面倒な割り算じゃなくて、もうちょっと資料を読み取らせて考えさせる問題にしてほしいんですが……

これだと、単なる小学校の算数でしょう。

ちょっと作問がワンパターンで工夫がないなぁと思っています。毎回。


大問2

問1のウラル山脈も「ややムズ」ぐらいの出題かと思いますし、問2のギニア湾はちょっと難しめですよね。

今後、ベンガル湾とかも出るのだろうか……


大問4

問2 三大都市圏の人口比率も、暗記してないと厳しい。

さっきのギニア湾といい、なんか今回は「満点は取らせないぞ」という意思を例年より強く感じます。


大問5

問3 屋久島と種子島はまぎらわしいうえに、世界遺産は関係するわ歴史でも出るわなので、必ず地図で覚えたほうがいいですね。

対馬はさすがに対馬海流があるので大丈夫だと思いますが……


問5 これもほぼ単なる割り算ですよね。つまんないですよこんなんばっかりだと。


大問6

問8 一瞬ビビったと思いますが、時代の流れを理解していれば消去法でイケます。

別に中大兄皇子が戸籍を作ったことを覚えていなきゃできない問題ではない。

ウは聖徳太子なので答えになるわけがない、これはいいですよね。

エは天智天皇=中大兄皇子の後継者争いなんだから、もう中大兄皇子は当然死んでるのでこれも答えになるわけがない。

イは701年なので、エの672年より後だからこれも答えになるわけがない。

ということで、ア以外ありえないんですよね。


大問7

問8 平安時代内の並び替えはよく出る問題で、しかも常に正答率が低い問題ですので、キッチリ覚えておけば差をつけられます。

今回は、奥州藤原氏が出たのが正答率を下げた最大の要因でしょう。

平安時代の並びかえは、「平将門藤原純友」「奥州藤原氏」のポジションが最も難しいので。


大問8

鎌倉・室町は、そもそも苦手としている人が多いので、基礎レベルの問題でも正答率が大して高くならない。

逆に言えば差をつけるチャンスなので、基本的な流れと事件名、人物を対応させて覚えるだけでいいので、まとめてやってしまいましょう。

問4はなかなか難しいと思いますが、それ以外は基本レベルと呼んでいいと思います。


大問9

問8は、シャクシャインの話を「鎖国が完成した後も、日本が取引を続けた相手のひとつ」と位置付けて覚えるべきです。

だから鎖国より後になるのは当たり前、という。

だから、薩摩藩=琉球、対馬藩=朝鮮、松前藩=アイヌという関連の中で理解していれば解けるけど、そうでないと全く手も足も出ないということになるわけです。


大問10

問3 元禄と化政もまぎらわしいものが多いですが、それ以前の室町北山、東山、安土桃山との区別もできない人が多いです。

単発で覚えようとせず、絵師なら絵師、文学なら文学でジャンルごとに一度時代を貫いて整理したほうがいいと思います。


理科

今回の道コンで唯一「満点取ってもSS70行かない」のが理科なんですね。

たしかに、これといってヒネリのある問題がなく、基本的なことばかりのような……

特にコメントすることが見つからない……。

今回の道コンで点が取れない大問があったら、それイコール「弱点」であると認識していいと思います。

そういう意味では弱点診断にすごくわかりやすいと思いますので。


英語

大問2

問1 意外と「~の」と訳す「of」を正面から答えさせる問題は少ないですよね。ちょっと新鮮でした。

あと、③の「like」は、文法的に「好き=動詞」のlikeと「~のような=前置詞」のlikeの見分け方を理解してください。

意味で見分けるだけじゃなくて、文法的に判断できるようになる必要があります。


問2 1年生の「do you do」と同様、2年生の「be going to go to」も、同じフレーズ・単語が連続して出てくるので、文法的な構造がわかっていない生徒にとっては混乱を招きやすい表現ですね。

3年生になると「have had」とかも出てきますから、このへんはやっぱり文法的な構造を理解している生徒が強いです。


大問3

問6 very beautifulと書く生徒を撲滅するのが当塾の大きな使命だと思っています。

英語のできない中学生は、なぜかなんでもかんでも「very」をつけたがる。

というか、2語の語数指定があって、そのうちの1語が「very」なんて問題としてほぼありえないでしょう。

文法的にあってもなくてもいいものを答えにします?

この問題で「very beautiful」と書いているということは、その生徒は間違いなく中1の初歩レベルの英語でつまづいているんです。

本人にその自覚はないかもしれませんが、間違いなくそうです。

たとえ英検3級に受かっていようが何だろうか関係ありません。

「いや、自分は中1レベルの英語なんかでつまづいていない」というなら、なぜ「very beautiful」だと正解にならないのか、中1生に理解できるようにきちんと説明してみてください。


ということで、3週にわたってお送りした道コンレビューも今回でおわりです。

10月道コンもやるとは思います。


最初にも言いましたが、次週いろいろ発表事がある予定ですのでそちらもご期待いただければと思います。

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