FiveSchools
塾ブログフェス2019→東京・名古屋旅行記①
更新日:2019年5月2日
さて、ずいぶん遅くなってしまいましたが、4/20(土)~4/22(月)にかけての東京・名古屋旅行について今日から記事をアレコレと書いていきたいと思います。
振替にご協力いただいた土日月の生徒・保護者のみなさまありがとうございました。
行く先々でお世話になった先生方にも、この場を借りてあつく御礼を申し上げます。
で、その話の前に、これは先日購入したはちみつです。

コーヒーメーカー購入以来ほぼ毎日コーヒーをのんでいるわたしですが、雑誌で
「はちみつを白砂糖の代わりにコーヒーに入れると香りが出てうまい」
という話を聞きまして。
そしたら、その翌日、たまたま通りがかりにはちみつ専門店があったんですよ。
https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010203/1044328/
これはもう買うしかないじゃないですか。
速攻で買ってコーヒーに投入してみたんですが、確かにその本の言うとおりです。
ちゃんとはちみつの香りがわりとガッツリ出てきてうまい。
ただ、ちゃんとはちみつの香りをガッツリ出そうとすると、やっぱりそれなりにはちみつの量を入れないとならないんですね。
そうすると、当然甘くなるわけです。
甘さひかえめで飲もうとするとはちみつフレーバーが弱くなるし、フレーバーを出そうとすると甘すぎるというジレンマ。
とりあえず、2杯分淹れておいて(というか、今のコーヒーメーカー2杯分からしか淹れられない)、1杯目ははちみつわりとガッツリ入れて、2杯目はブラックで飲む、という方式でバランスを自分の中で取っています。
今度はメイプルシロップとかもやってみようか。
はちみつと言えば当然クマプーですが、そういえばまだこの映画見れてないんですよね。
プーファンとして当然見なきゃならない作品なのはわかってはいるんですが、映画館で上映されているときはもう教材作成以外のことはなんにもできない状態でしたからね。
いずれ何らかの機会をつくって必ず見ないとな、と思っております。
さて、それでは本題に移りましょう。
そもそも、発端は鷹取先生に誘われたんですね。
「塾ブログフェス」に来ませんか?と。
「塾ブログフェス」とは何でしょうか。
その名のとおり、塾業界の人間で、ブログを書いている人の集まりだというんですね。
まぁ、確かにわたしも塾業界の人間ではありますし、こんなんですけど一応ブログ形式で定期的に書いているのは間違いないので、参加資格はあるのかもしれません。
<塾ブログフェスについて、主催者の先生のブログから>
https://sakura394.jp/diary/outside/blogfes2019-start
https://keishinkan.jp/post-10832
https://blog.home-kobetsu.com/posts/5802658
具体的にどのようなイベントなのかはこちらを参照してください。
鷹取先生は、去年は札幌、いや北海道を代表する塾ブロガーとしてパネリストまでやっているんですよね。すごい。
パネリストやれと言われたら何をしゃべったらいいのか全然わからない。
で、くわしく様子を探ってみると、まえまえからの知り合いでもある藤川先生、瀬谷先生なども参加するという話で。
それだったらたまには見聞を広めてくるのもよかろう、と思って参加を決めたわけです。
で、フェス自体は名古屋で行われたのですが、名古屋に一泊二日で行って帰るだけだとちょっともったいねえな、と思いまして、勢いで前日東京も行くことにしました。
東京行くときは、だいたい夕方からフリーランス予備校講師連中で集まって新宿でダラダラ呑んだ挙句、最後に沖縄そば食って寝るというのが恒例のパターンだったのですが……
今回は、最初から「大泉英数研究室」さんを訪問しようとわたしの中では内定していました。
なぜ「大泉英数研究室」さんなのか。
まぁ、前からTwitterでわりと親しくさせていただいている、というのもあるんですが、何よりも当塾のWeb授業を使ってくださっているんですね。
実際、もう結構な人数の生徒さんが受けてくださっていて、なかなかの大型提携になりつつあるわけです。
<以下のページの「国語」をご参照ください>
ただ、こういう提携をはじめたのがわりと最近なもので、具体的にどのような形で動画を使うのか、動画提供サイドとしてはどのようなサポートをすればいいのか、逆に英数の授業動画をつくってもらって、こっちが使わせてもらう可能性を探ってみたいなどなど、それなりに打ち合わせすべきことが山積していたわけです。
そして、そもそもわたしは大泉英数研究室の先生とお会いしたことがないという。
すごいですよね、一回も会ったことない状態でこんなビジネス的提携がはじまること自体が本当にインターネット時代です。
あ、ちなみにこういう動画を使った提携をしている塾さんは他にもありまして。
さっきも申し上げた藤川先生による「寺子屋ふじかわ」さんとも同様のスキームで提携を行っています。
https://ameblo.jp/r-fujikawa/entry-12453567954.html
提携先はまだまだ募集しておりますので、興味がある方はお声かけを。
で、大泉先生のところは昼~夕方の訪問ということでアポが取れたので、夜は昔教えていた生徒とそういえば呑む約束したままになっていたよなぁ、と思い出してそちらとも合意。
めでたく初日・東京のスケジュールがあっさり埋まりました。
ということで、初日のスケジュールと目的をみなさまにご理解いただいたところで、実際の旅行を振り返っていきましょう。
どのような旅だったのでしょうか。
今回、初めて車で空港行ったんですよ。
従来はずっと普通にJRでエアポート乗って新千歳まで行っていたんですが、もろもろのスケジューリングの都合上今回は飛行機の出発時刻が結構はやい。9時半。
で、我が家はわりと札幌の中でも辺鄙なところにあるもので、新千歳に行くまでドアドアで2時間近くかかるんですよね。
となると、えー、これって、6時台に起きて家出ないとダメじゃん、ということです。早く起きるの嫌じゃないですか。
一方、車で行けば家から1時間ちょいなんですよね。これならまぁ7時~7時半起きでいい。
「いや、大して変わらないじゃん」と思うあなたは一般的常識的な感性を持ち合わせています。
大違いなんですよ、われわれのようなロング・スリーパーにとっては。

われわれはたった30分長く寝るために四方八方さまざまな手段を講じる人種なのです。
で、調べてみたわけです。
車を預けて、そのまま飛行機に乗って、帰りもそのまま車で帰る方法を。
そしたら、なんと、一日500円とか600円で車って預けられるものなんですね……
いや、東京じゃ無理でしょうけど、新千歳価格はそうなんですよ。
2泊3日で、1500円しか払わなくていいとか。
だって、JRだと往復3000円ですよ!?
ガソリン代考えても、明らかに車で行ったほうが安いじゃないですか。
いやぁ、まいった。
なぜ今までおれはこの方法を調べなかったのか。
「車を何日も預けると、きっとすごく高いに違いない」
この先入観が、わたしの目を曇らせていたのです。
これを読んでいるみなさんは、わたしを反面教師としてくださいね。
調べるのなんて、今の時代ほんの一瞬なんですから。
つまらない手間を惜しんで、重要なチャンスを逃すことのないように。
ただ、ひとつだけ誤算がありました。
ちょっと、家から千歳までの所要時間を甘く見ていましたね。
わりと余裕ぶっこいて
「軽く朝メシ食って、おみやげでも見るぐらいの時間はあるでしょー」
と思っていたんですけど、いざ着いてみるとギリギリもギリギリ、人生飛行機ギリギリワースト3に確実に入るレベルのギリギリっぷり。
まぁ何とか場内アナウンスで呼ばれたり、グランドスタッフに探し回られるような事態は避けられましたが、当然朝メシなど食えるはずもなく、おみやげももう選択の余地はなく「白い恋人」一択です。
保安検査場とりあえず通過して、検査場から搭乗口までの間にあるおみやげ屋で購入。
いや、今「選択の余地はなく」って自分で言いはしましたけど、「白い恋人」でいいんですよ。「白い恋人」にいったい何の問題があるのでしょうか。
今回はたまたま偶然時間がなかった結果自動的に「白い恋人」になりましたけど、たとえ時間がいっぱいあったとしても、それでもわたしは「白い恋人」を選択したと思いますよ。
おみやげなんて、基本ベタなものに限ると思っています。
北海道から東京へ行くなら「白い恋人」ですし、東京から札幌へ来るなら「ごまたまご」でいいんです。奇をてらう必要なんてないんですよ。
「白い恋人なんて、北海道じゃなくても買えるじゃん」
そう思いますか?
いや、買えますよ、それは。買えるでしょう。買えます。
ただ、「買える」と「買う」ではぜんぜん意味あいが違うんですよ。
「じゃああなたは、マジで白い恋人をご自宅用で買って、食ったことがあるんですか??」
そうわたしは問いたい。
Yesと答えた人は、それは単にあなたが過剰に「白い恋人」が好きなだけでしょう。
食いませんよ、普通は。
「貰ったら食うけど、自分で買うかと言われると、まぁ買わないよな」
というものをプレゼントするのがいちばんいいと思うんですよね。
「食いたいかと言われたら食いたいけど、通常は食う機会がないものを食う機会を提供する」
おみやげの意義ってそういうことだと思うんですよね、わたしは。
そうでなければ、逆に思いっきり日常的に使うもので、ちょっと上のグレードのものをあげるとか。でも、それは遠隔地から来る人の役割じゃないと思うんですよね。
というか、そもそも今のご時世「その土地でないと買えないおみやげ」なんて存在するんですか?
しないでしょう、ほとんど。
仮に存在したとしても、そんな商品をマジで探しに行って調達できるのかというと、どう考えても現実的ではない。少なくとも新千歳空港で買える気はしない。
だから、極端な話どうでもいいんですよ。
その土地でしか買えないとか、●●限定とか、そういうのは。
少なくともおみやげ選びの第一義ではない。
大事なのは、その土地を「感じさせる」かどうかです。
主観であり、心の持ちようの話です。
「白い恋人」が、実際に全部北海道産の素材で作られているのか? きっと違うでしょう。
(※ 調べてみると、結構道産素材使われてるっぽいです)
でも、「白い恋人」を貰うと「あぁ北海道のおみやげだなぁ」って思うじゃないですか。
われわれは仙台に行ったら牛タンを食うわけですよ。
あの牛タン、仙台で育った牛なんですか? ほぼ違いますよ。
でも、アレを食うことで「あぁ、仙台に来たんだなぁ」と感じることができる。
それで十分じゃないですか。
今回の目的地でいえば、名古屋のエビフライや台湾ラーメンもそうでしょう。
なんなんだ台湾って。どういうことだ。
だから、おみやげも同じです。
「あぁ、おれは北海道の人からおみやげを貰ったんだなぁ」
と感じてもらえることが大切なんですよ。
だったら「白い恋人」、これ以上のチョイスがありますか。
いや、「マルセイバターサンド」でもいいですよ。別にロイズだっていい。
わたしが言いたいのは、買う側の自己満足で、北海道らしさがどこにあるのか相手に伝わらないようなおみやげを選ぶぐらいなら、逆に思いきってベタな選択肢をとったほうがかえって相手様のご満足をいただける可能性が高いのではないか、ということです。
相手本意で考えないと。
おみやげ選びも、仕事も。
その意味で言うと、もっと大切なことは
「そのおみやげが、食ってうまいかどうか」
ですよ。うまくなければ意味がない。
いや、われわれが中高生なら、ネタとしてジンギスカンキャラメルを買っていくとか、そういう手もアリかもしれません。
でも、われわれはもういいおっさんです。
わりと死は近いんです。
残り少ない食事で、わざわざまずいものを食いに行く余裕はもうないんですよ。
その点「白い恋人」はどうでしょうか。
うまいでしょうが。
アレよりうまい北海道みやげって、実はそんなに存在しないとわたしは思いますよ。
ということで、自信たっぷりのおみやげ「白い恋人」を大泉先生向けに買って、わたしはサクッと飛行機に乗り込みます。
昔は本当に飛行機嫌いでしたし今も正直ぜんぜん好きじゃないですけど、さすがに慣れてはきましたね。
天気もよく、揺れも少なく、菊之丞師匠の火焔太鼓を聞きながら順調に飛行機は飛び、定刻よりも早く羽田に降り立ちます。
おっと、こんなところで、もう字数はすでに5000字をオーバーしていますね。
あまり長い記事になっても読者のみなさまが疲れてしまうでしょう。続きは次回のこのブログで語ることといたします。
お時間でございます。
あ、そうだ。
おみやげはベタがいい、とは言いましたが、あくまで状況次第です。
たとえば高校生がみんな修学旅行でベタを選択すると、おみやげを貰う側は大量に八つ橋を食うことになったりするわけです。
そういう事態が予想される場合は、あえてベタを外してチョイスするのもいいかもしれません。