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ノート文字論
特定の誰かに限った話ではないのですが、うちの塾生諸氏を見ていてちょっと思うのは、
「字が小さい」
ということ。
「汚い」じゃなくて、「小さい」。
(きれいだと言っているわけでもないので注意)
バカみたいにでかい字を書く必要はないですけど、小さいよりはバカでかいほうがよっぽどマシです。
アレもコレも小さい字で書きこんでしまうと、結局ノートを見返してもワケがわからなくなりますし、何よりも
「計算ミス」の大きな原因
となりかねないからです。
小さくゴチャゴチャと書かれた字は、採点者どころか、そもそも
本人が読めない/読み間違える危険性が高い。
「自分で書いた字ぐらいは読めるよ!」
と思いますか?
わたしも字がきれいではないし、油断すると判別しにくい字を書いてしまう人間なので経験があります。
(大学の二次試験で盛大にやらかした過去)
6と8と0の書き分けとか、意識せずにグチャグチャっと書くと本当に読み間違えますよ。
本当は150なのに、156だと思って計算してしまって、すべての問題が×になったら悲しいじゃないですか。あと、
「字と字の間の間隔がせまい」
これもいけません。
数学の場合、「イコール」の記号と「マイナス」の符号をちゃんとスペースを取って書かないと、重なって見えにくくなるんです。
で、プラマイを逆に計算するというのは、計算ミスの代表中の代表、
キング・オブ・ザ・計算ミス
じゃないですか。
明らかに計算ミスが発生すると分かりきってるんですから、「気合でミスを防ぐ」とか眠たいことを言ってる場合じゃないです。
計算ミスが起こりにくくなる「システム」
を作っていかなければならない。
そのための重要な工夫が「字の大きさ」であり、「字の間隔」だと言いたいわけです。
ということで、ノートやルーズリーフをケチるのだけはやめましょう。
ルーズリーフをガンガン使いまくるのは「無駄遣い」ではありません。
堂々と、大きな字で書いて、紙がなくなったら……
塾にいくらでも備え付けています
いくら使っても文句は言いませんから、思う存分使いまくってください。
その分成績を上げてくれればわたしはそれでいいんです。