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2018道コン第3回(理科)/成績アップ事例公開

先日の道コン第4回、受験した皆さんも、運営、採点に関わったも、大変おつかれさまです。

道コン第4回に関する所感を書くのはちょっと早いので来週あたりにしますが、なんとまだ第3回の理科について書いてなかったんですよね。

いろいろと業務がアレでして、なかなかどうして時間がですね。

という言い訳を軽く述べておいて、道コン第3回の問題をお持ちの方は、問題とともにごらんください。


第4回じゃないですからね。第3回です。


正答率などのデータは道コンHPに記載があります。


大問1

問1 

ファラデーはともかく、あとは非常に基本的な問題ばかりでしょう。ファラデー以外は、上位高を目指すなら完答しなければならない。


問4 

裁量の正答率で5割。

答えを出すには地震の基本的な仕組み(海洋プレートが大陸プレートに沈む)がわかっていればそれでOKなのですが……

4枚の実際のプレート(北米・ユーラシア・太平洋・フィリピン海)の形で問われたことに面食らったのでしょうか。

問われていることは基本的なことであっても、それを「長い資料や、複雑な問題設定の中から見抜くトレーニング」を積んでいないとダメなんですよね。

問題文の設定から、問われていることのポイントを見つけ出すある種の「国語力」を鍛える必要があります。

ただし、あくまで「問われていることは基本的なこと」ですからね。

自分の持っている基礎知識を、問題文の設定と突き合わせていけばいいだけなんです。

難しく考えることはありません。


問3・問5・問6

基本問題と言っていいと思うんですけど、これでも裁量正答率6~7割。

3~4人に1人は間違えてる問題。

基本的なことを完璧にするだけで差がつく問題ですので、こういう問題を落とさないように勉強せねばならない。

これを落としたということはハッキリ言って勉強不足、過去の単元の復習が追い付いていない証です。

勉強というのは「できないことをできるようにする」から成績が上がるんですから、こういう問題を落としたということは、その落とした単元を一気に総復習するチャンスなんです。

「あなたはまだ基本ができてないですよ!」と道コンが教えてくれたんです。

今すぐにやってください。


問7

示準化石の「名前」ではなく「絵」で問うところが難しいところだったんでしょう。

言葉では覚えていても、絵までは……と。

図版とか図表を見る習慣というのは大切ですね

(やや地味な範囲で、勉強不足の人がそもそも多い分野なので、言葉で出されてもできなかった人も多いとは思いますが)


問8

資料の問題になると突然正答率が下がるといういつものパターンですね。

別に複雑な設定があるわけじゃないんですから、単純に「金属は何g? そのとき酸素は何g?」って出せばいいだけなんですよ。

それを、グラフの上だけで抽象的に操作しようとするから失敗する。


金属Aは、1.2gのときに0.8gの酸素とくっつく。

金属Bは、0.8gのときに0.2gの酸素とくっつく。

=1.2gだったら、0.3gの酸素とくっつく。


0.8と0.3だから、答えは8:3。

これだけのことなのに。

1.2gどうし、あるいは0.8gどうして答えを出せる問題ならもうちょっと正答率上がったんでしょうけど。


大問2

問1

間違った人はほとんどイで間違ったのでしょう。

「誤差」という概念が頭に入っているか、「グラフの書き方」として覚えているか、どちらかができれいれば正解できたはずですが、ちょっと盲点を突かれた問題だったかもしれません。


問2

答えを見れば「あぁ、それだけのことでいいのか」と思った生徒が多かったのではないかと。

ちょっと何を答えていいかが分かりにくい設問だったかもしれません。

固体から液体への変化であれば分かった生徒がかなり増えたと思うのですが。


問3

②は、この手の計算問題が嫌いな生徒が多いのはわかっていますが、それにしても裁量で6%とは……


水100%なら1.0gです。

エタノール100%なら0.79gです。

0.86gでした。

さて、エタノールは何%でしょう?


これだけのことなのに。


大問3

問4 

やっていることはごく標準的な遺伝の計算なんですけど、これもやっぱり実験の前提・設定を読み間違えたがゆえの間違いが多かったのだと思います。

種子から育つ→メンデルの法則

いもから育つ→栄養生殖→親と同じ遺伝子

と言われたら「なんだ、それだけのことか……」ってなるわけです。でも、それが自力で読み取れないと点数にならない。

「理科の得点力は、半分国語力」

最初から、そのぐらいのつもりで理科には取り組んだほうがいいと思います。

いかに問題文から正確に・すばやく前提・設定を読み取るかどうか。


大問4

問1 

何を答えていいのかが分かりにくい問題ですよね。

言われてみれば「まぁそうだよな」となるんですけど。盲点を突いてくる問題ですね。


問2 

この問題で裁量の正答率7割行かないというのが、要するに「そもそも電気は勉強してない人が多い」ということがわかりますよね。

逆に言えば差をつけられるチャンスなわけです。第4回の磁界もそうですけど。

基本をしっかりマスターするだけで一般人よりは相当に上に行けるわけですから。


問4 

さっき、「理科の得点力は、半分国語力」と言いましたけど、これもまさにそうですよね。


①水1gを1℃上げるには4.2J

水は100g

②電圧6.0Vだと4.0℃上がった、3.0Vだと1.0℃上がった。

今回は6.0V


問題文から、答えを出すのに必要な情報さえ読み取れれば、もはや小学生レベルの計算でしかないのに。

あぁもったいない。

こういうのを取れるようになると、一気に偏差値上がるんですけどね。


大問5

小問ごとに何かをコメントするという感じではないのですが、正直、どれも定期テストレベルの問題だと思います。

でも、これでも正答率は6割台なわけです。

地層も電気と同じく、ジャンルとしてそもそも苦手な人が多いわけですから、差をつけやすい単元です。

復習するときのコツは、「間違えた問題だけ」を復習しないことです。

単に間違えた問題だけを覚えても、まったく同じ問題が出ないと意味ないじゃないですか。

その間違えた問題に関連する部分を、いちばんの基本から確認しなおしてこそ全体的な得点力につながりますからね。

そのつもりで取り組んでいただきたい。


ということで、ザックリではありますが道コン第3回理科レビューでした。

近いうちに第4回をば。


そして、開塾初の定期テストが終了し、結果がひととおり出そろいましたので……


成績アップ事例を公式サイトに掲載しました。

500点満点で


最高35点平均で約20点


のアップですので、まぁ出だしとしては悪くないのかもしれません。

ただ、世の中には「定期テスト20点アップ保証!」とかいう塾もありますからね。


20点とか大したことなくない?

と思うかもしれませんが、うちの場合は入塾前の平均が400点を超えているので……。

420点の人を20点上げるって、そもそも上げられる点数が80点分しかないわけですから。

それを20点上げたって結構ほめられてもいいんじゃないですか。

もちろん、がんばった生徒さんの努力あってのことですけどね。


君たちもがんばった。わたしもがんばった。

ただ、生徒の答案を見てると、「いやコレは取れたでしょ!」と思う問題も多々あって、まだまだ上を目指せるという思いも同時にあり。

まぁそれも含めての実力ですからね。

この程度で満足せずに、さらに上を目指していきたいところです。

今回の努力はおおいに認めたいところですが、今後はさらにがんばってもらいましょう。


あと、高校生国語の実績も載せました。

高校生は


驚異の偏差値19アップ


という例もあります。

これらに続くのは、そう、このブログを見ているあなたかもしれません。


ということで、冬期講習受付、まだまだ大歓迎です。

一度、いまの学習状況、抱えている問題など、お話聞かせてもらえたら、と思います。

サイトよりお問い合わせお待ちしております。


新刊「やさしい中学国語」

も予約受付中です。


国語で何か困っていることがある中学生には、一度読んでもらいたい本です。

そろそろ最終ゲラが来るのではないかと期待しているところです。

こちらもあわせてよろしくお願いSMASH。

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