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第3回道コンを終えて
更新日:2018年12月7日
昨日は第3回北海道学力コンクール。
中3のみの実施回でしたが、はじめて「裁量問題」が登場する回です。
国語はまぁ標準的なレベルにとどまっていたと思いますが、初の長い英作文、そして数学には「やられた」受験生も多かったのではないでしょうか。ただし、以前も言いましたが、本当に差がつくのはいわゆる「難問」の部分ではなくて、
いや、そこは覚えてないとやばいだろ
という基本的な問題だったりします。
自分の点数が思わしくないときに、「難しかったから」で逃げないように。
ほとんど全員が点を取れないような問題では差がつかないわけです。
要するに、他の受験生が取れるような問題を落としているところにあなたの問題があるということ。
本当にあなたが点を取れなかったのは「難しい」問題だけですか?
中1~中2の基本的な内容を忘れていたせいで点を落としていませんか?
数学もそうです。
単に図を描くだけで解ける、単にわからない数をxと置くだけで取れるような問題を落としていませんか?
そういう問題を取れるように、基本的な勉強をやっているだけであと15点、20点ぐらいは上げられたのではないですか?
このように考えたほうがいいと思いますよ。
で、そういう基本的なものがキッチリ余裕で秒殺で解ける状態になっているからこそ、いわゆる「難問」にも手が出せるわけです。
基本的な問題で時間を使い切っていて、どうやって数学のラストらへんの問題に取り組むというのでしょうか。
で、そういう状態を目指すには、3年間全範囲をまんべんなく覚えている必要があるわけで、計画的に基本を確認して、弱点を発見して、潰していかないと決して間に合いません。
ちょっとした勉強不足の積み重ねで、大きな点数を落とすのが入試です。
「難問」に取り組める状態、つまり「基礎」はもう確実に点が取れる、という状態に早くなってもらわないと。
ということで、学テABと道コンの結果が出そろうので、塾生には個別に面談をスタートしていきます。
冬休みがはじまるまでに基礎はすべてマスターしておいてもらわないと困りますからね。
定期テストも迫ってきてます。
もうそろそろわたしも完全対策モードの体制に入りますので、ちょっとブログに割く時間と労力がなくなるかもしれません。
開塾最初の定期テストなので、キッチリ仕上げて結果を出していきたいところであります。
高校生の模試については、だんだん結果が出てきていますので、いずれ機を見てサイトにもご紹介したいな、と。
ちなみに、今のところ
国語の偏差値18アップ
という強力な実績が上がってきています。
ちょっとわたしとしてもびっくりしました。
高1生を最初からちゃんと教えたことって過去ないので、そうか、ちゃんと最初から教え込めばこれだけの成果が出るのか、と安心しました。